映画で英会話#4  チョコレートドーナツ Any Day Now(2012)

このシリーズでは映画のレビューをしながら、使える英語表現を紹介します。

社会的にはまだまだマイノリティで立場が弱い主人公たちの家族愛に涙なしでは見れませんでした。

自分だけ良ければ良い、という考えが結果的に悲劇を引き起こすことを思い知らされました。

ちなみにこの映画は、私の大好きなYouTubeチャンネルの”シネマンション”で、映画コメンテーターのLiLiCoさんが勧めていたので、見た映画でした。おそらくこのチャンネルで彼女が勧めていなかったら、見ていなかったと思います。シネマンションの皆さん、LiLiCoさん、ありがとうございます!シネマンションのおかげで、消えかけていた映画への情熱が再燃しましたので、もし見たことがない人は、ぜひ一度見てみてください!

それでは、映画のワンシーンの会話です。
ダウン症の少年Marcoを養子にしようと考えているRudyと彼のパートナーのPaul。弁護士をしているPaulは、上司のWilsonにホームパーティに招待されます。(ちなみにこの時はまだ上司はPaulがゲイだということを知らない)
そのパーティで初めてRudyとMarcoを紹介するシーンです。

Wilson: What do you do for a living?(*1)
仕事は何をしているんだ?

Rudy: I'm a performer.
パフォーマーよ。

Wilson's wife: I knew it!  I can just(*2) tell that you are an artist.  
                       Like you just have energy.  You just(*2) have such an artistic        style!

やっぱり!あなたが芸術家だってすぐわかったわ!
すごいエネルギーだもの。芸術的なスタイルだもの!

Wilson: Performer,,,.  It's a pretty vegue answer, isnt't it?
パフォーマーか、、、。あいまいな答えだな。

Rudy: What details are you looking for?
何を詳しく知りたいの?

Paul: This is Marco.
こちらがマルコです。

Wilson's wife: Can you give me five?(*3)
ハイタッチしましょう!

*1 What do you do for a living?
相手の職業を聞くときに使う表現です。
What do you do?だけで使うこともよくあります。
「仕事」というとjobという単語があり、それを使ってWhat is your job?
と聞きたくなると思いますが、すごく堅苦しくなるので、
What do you do?と聞いた方が自然です。

*2 just
この会話のjustの場合はあまり意味がなく、強いて言えば、強調に使われていると思います。普段の会話でも、よく使いますし、この単語をうまく使いこなせると一気にネイティブっぽく聞こえますよ。

*3 give me five
このfiveは五本指をさしていて、これでハイタッチしようという意味になるんですね。

パーティシーンの会話は、自己紹介に使える表現をたくさん学べるので、ぜひ他の映画を見るときも、パーティのシーンになったら、意識して聞いてみると良いですよ!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?