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映画で英会話#8  ラッシュアワー Rush Hour(1998)

このシリーズでは映画のレビューをしながら、使える英語表現を紹介します

単純明快でとても楽しめました!
ジャッキー・チェンの映画はこれが初めてでしたが、とってもキュートでアクションは見応えありで、本当に好きです。
クリス・タッカーとのやり取りも面白く、疲れた日に見るには最高な映画だと思います。

このChrsi Tucker、本当に早口で、ディクテーションしようとしたら、なかなか聞き取れず苦労しました、、、。もし間違えていたら、ごめんなさい。ちなみに、アカデミー賞でWill Smithにびんたされたのは、Chris ROCKです。最初このニュース聞いたときは、Tuckerの方かと思ってショックを受けていましたが、違っていて安心しました!

今回のシーンは、クリス演じるCarterが、依然捕まえたCliveに、ある事件について質問しているシーンです。

Carter: Hey, Clive.  How are you doing, man(*1)?
よお、クライブ。調子はどうだい?

Clive: You've got a lot of balls(*2) coming here.
ここに来るなんて、度胸がある奴だな。

Carter: Yeah, I'm just around the way, man.
            I just figured that you'd be bored.
            I came to see how you're doing.

ちょうどこの辺りにいたからさ。
お前が飽きてるかと思って。
どうしてるか様子を見に来たんだよ。

Clive: What the hell(*3) do you want?
一体何が欲しいんだ?

Carter: I just came and bring you a gift.
            You've got a lot of time on your hand(*4).
             I brought you a little toy to play with.

プレゼントを持ってきたんだよ。
何もすることがないと思ってな。
遊べる小さいおもちゃだよ。

Clive: I don't want that.
そんなのいらねえよ。

Carter: You don't want this?
            Somebody told me you like to play with stuff(*5) like this.

いらないのか?
だれかが、お前はこういうものが好きだって言ってたぞ。

Clive: I don't like to play with stuff(*5) like that.
          I don't even know what it is.

そんなの好きじゃねえよ。
それが何かも知らねえよ。

*1 man
これは、男性に対して呼びかけるときに使うスラングです。
他にはdudeっていう言葉もあります。こちらも男性に使う言葉です。

*2 have balls
「度胸がある、図太い」
このballsは男性の大事な部分をさすスラングです。
ちなみに、ballsと複数形ではなく、
have a ballで「楽しい時間を過ごす」という意味になるので、要注意です!
この場合のballは舞踏会という意味です。
同じ単語なのに、複数か単数かで意味が全然違うのが面白いですよね。

*3 hell
「地獄」という意味の単語ですが、この場合は、疑問文につけることによって、「一体~?」みたいな感じになります。

*4 have time on your hand
「何もすることがない」「時間を持て余してる」

*5 stuff
この単語は幅広く使えます。
基本的に「もの」「コト」という意味で、あいまいなものを指すときにも使えますし、本当にオールマイティーな単語なので、英語を話せるようになりたい人は覚えておいて損は絶対ないです!

今回は結構スラングがありました。私がアメリカにいたときは、あまりスラングを使わなかったんですけど、だからなのか、たまに使うと、日本人の留学生がスラング言ったぞ!って喜ばれたりしたものです。
スラングは、自分が使わないにしても、相手は必ず使うので、覚えておいたほうがコミュニケーションを取るときに役に立ちますよ!

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