映画で英会話#2  ヴィジット  The Visit(2015)

このシリーズでは映画のレビューをしながら、使える英語表現を紹介します。

何処か不気味な老夫婦がとても怖い!
「3つの約束」の意味を知ったとき、なるほど~ってスッキリしました。
ホラー映画なのかな?と思うんだけど、ラップが好きな弟がどこか滑稽だし、老夫婦もぶっ飛んでる感じがホラーというよりはコメディ?みたいな感じで不思議な感覚でした。

監督はM・ナイト・シャマランなんですが、やっぱりシャマランといえば、「シックス・センス」が代表作ですよね~。当時私は、なぜか小説版のほうを読んでから、映画を見てしまったので、小説のラストを読んだとき、ひどく後悔したのを覚えています・・・。ラストを知ってももちろん面白かったし、ラストを知っていたので、本当にそうなのか?と確かめながら見ました。

今作もできれば、あらすじは一切読まずに見ることを強く勧めます!

それでは、恒例の(?)映画の中の会話をディクテーションしてみました。

〈シーンの説明〉
遠くに住んでいる祖父母に会いに来た姉弟。母親は恋人と旅行を計画しているため、子供たちとは離れ離れ。
祖父母宅に来てから落ち着いたので、母親とwebカメラで会話をしているシーンです。

Mom: So, where are they now?
それで、彼ら(祖父母)はどこにいるの?
Becca: Outside, by the chicken coops.
外の鶏小屋の近くよ。
Mom: How are they?   Don't answer that.  I don't care.
          Have they been nice?  Have they said anything nasty(*1) about                  me?     Don't answer that. 
          This is like a divorce settlement.  They get you for one week every            15 years and we try to be civil.
彼らは元気?答えないで。どうでもいいわ。
彼らは優しい?わたしのこと何か悪く言ってた?答えないで。
離婚条件みたい。15年ごとに1回あなたたちと会える。礼儀正しくね。
Becca: Mom, we talked about this.  You made a decision(*2).  Just,,, you    go.  We're having a great time.
お母さん、このことについては話したでしょ。もう決めたんだから、(旅行に)行っておいでよ。わたしたちは楽しんでるよ。
Tyler: Yeah, you should go.  You won't be so grumpy(*3) when you get    back.
そうだよ、行くべきだよ。(旅行から)戻ってきたら、そんなに不機嫌じゃなくなるよ。

*1 nasty
「不快な」、「わいせつな」、「(状況などが)険悪な」、「(人に対して)悪意のある」などという意味で使われる単語で、ネガティブなことを表現するときによく使われます。

*2 make a decision
「決める」という意味でよく使います。動詞のdecideよりも、こういう熟語をアメリカ人は好んで使う印象があります。

*3 grumpy
「機嫌の悪い」という意味で、あの白雪姫の7人の小人でも使われています。

こうやって映画の会話を聞き取ってみると、使っている単語や文法は中学レベルのものが多いことに気付きます。
日常会話なら、この程度で充分足りることがほとんどですよ!



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