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【給付金・GoToイート不正問題】制度悪用からみる正しい使い方とは何なのかという雑談

今回も前回出した記事の内容に絡めての雑談を話していきます。


制度を悪用するということと、お得に使うということは似ている?

GoToイートで発生した「トリキの錬金術」や、持続化給付金の不正受給問題など、制度や仕組みの穴を突いた不正利用事件がとても目立つようになってきました。どの事件も悪用のやり方を知った人たちが「興味本位で」または「気づかれなければいいだろう」と気軽に実行してしまっているように見えます。

「制度設計が甘すぎる」とか、「なんでこんなことも考えられないのか」なんて声も見かけます。ただタナショーが思うに、これらの制度は確かに悪用自体はされてしまったのですが、利用履歴はきちんと取っているのでいずれバレるということをもっと重要視すべきと思っています。

正しい使い方にせよ、不正利用にせよ全ての利用実績は取っており、そこから詳細に追跡調査を行えば身元もハッキリわかるはずかと思います。コロナ禍が落ち着きを見せれば、すぐにでも大掛かりな摘発が行われることも十分ありそうです。
政府もここまで悪用されるとは思っていなかったかもしれませんが、「もし悪用されたとしても後からきちんと摘発する、まずは本当に困っている人・経済の活性化が最優先!」という意識であったとタナショーは勝手に思っています。


正しく使うとは何か

タナショーもITに関する記事を書きながら痛感しているのですが、昨今のIT技術は本当に人々の行動を監視することが可能なレベルに達しています。
「監視」だと聞こえが悪いですが、たとえば「ある人が悪さをしていたらすぐに検知する」ことが可能なレベルです。(言い方変えただけですね

「ある商品」を「どこの店」で、「いつ」「いくら」で、「どの会社」の「クレジットカードまたはICカード等」で買った。その人の「名前」、「住所」、「携帯電話番号」、「家族」、「銀行口座」、「経歴」「職業」は何か。
もちろん警察の協力が必要ですが、事件性を帯びれば、これくらいの情報は即時に調べることが可能でしょう。

そんな時代です。今回の事件を気軽に悪用する人たちだけではなく、「悪いことはしていない」と思っている我々(タナショー自身)も正しく使うことができているか意識しなければいけません。

タイトルの通りですが、制度等を正しく使うとはなんでしょうか?
「悪いことをしない」「誰かが見てずるいと思われるようなことをしない」「主旨に沿わない行動をしない」「金儲けに使わない」など。色々ありそうです。
全部正解だと思うのですが、タナショーは「制度の目的に沿った行動」をとることが正しい行動なんじゃないかと思いました。
正しい正しくないは人によってブレるところもあります。なぜこの制度を作ったのか、その目的を理解した行動こそが「一番わかりやすく、簡単な」正しい行動と思います。


ちなみに持続化給付金の目的は「感染症拡大により、営業自粛等により特に大きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧としていただくため、事業全般に広く使える給付金を給付します。」

GoToイートの目的は「Go To Eatキャンペーンは、感染予防対策に取り組みながら頑張っている飲食店を応援し、食材を供給する農林漁業者を応援するものです。」

GoToイートは我々消費者のためのものではなく、飲食店・農林漁業者を助けるための制度なんです。だから、彼らを困らせるような対応(トリキの錬金術)をしてしまうのは悪用になりますね。

長文でしたが、結局当たり前のことを書いただけなのかもしれません。ですが、これらの制度を正しく使っていきたいですね。





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