メリークリスマスを素直に言える幸せ

メリークリスマス
今日が本当のクリスマスです。
クリスマスイブは前夜祭みたいなもので、今日が本番ですよみなさん。

さて、僕はクリスチャンなんでクリスマスは宗教行事なのですが、日本では恋人が過ごす日として定着しているので「クリぼっち」みたいな言葉が流行る羽目になります。
いやね、キリスト教は基本的に未婚のセックスについてはそんなにいい顔をしないので、性の6時間とかあること自体が「なしたん??」となるわけですクリスチャンは。

これがどれくらい違和感かというと、ダーリンは外国人という漫画の中にあったんですけれども「お盆がアメリカに渡って【BON Night】と言われ、恋人と過ごす日になったぐらいに違和感」という感じです。
いや、お墓参りじゃないの??という感じに似ています。

だからと言って、原点回帰で教会で過ごせ!なーんて言うつもりもなく、キラキラした街のイルミネーションは綺麗だなあ、と素直に思うぐらいの気持ちはあります。

さて、じゃあキリスト教のクリスマスはどうなんだと言う話になりますが、そこは割愛します。お盆みたいな感じで家族で過ごします。
あとは何がいいかと言うと、恋人がいるかいないかに関わらずメリークリスマスと言えることです。
メリークリスマスはクリスマスおめでとうということなんです。
クリスマスの何がめでたいかと言われると困ってしまうんですけれども、イエス・キリストが生まれた日です。

で、このイエス・キリストがなんで生まれたかと言うと全ての人の罪を背負って死んだ=みんな天国に行けるために生まれたんです。
完全に宗教なんですけれども、今辛い思いして必死で生きている人が死んでも報われないって悲しいじゃないですか。あと、金を稼いでいるから正しいのか?って言うのにもNOと言えるんです。全員、罪人でそんなに変わらないですよって。
みんな等しくダメなやつだけれども、みんな等しく愛されていますよって言えるんです。

でも、普段はクリスチャンと言えどそんなことを忘れがちになることもあるので、クリスマスは正直に有難い日です。
みんなダメで、みんな愛されているんだよって改めて思い出せるので。

さて、今日も残り少ないけれどもメリークリスマス。

今日ぐらいは「生まれてきてくれてありがとう」と全員に言いたい気分です。

メリークリスマス。

来年もあなたに言いたいから、お互いに生きていられたらいいですね。


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