【8ヶ月】名前も知らないおばあちゃま

いちようです。

わたしは出産前から警戒していることがありました。
それは子供を連れて歩いていると、断りもなく撫でたり触ったりする方がいるということです。
コロナも相まって、かなり恐れていたことでした。

子供をかわいいと思って純粋な気持ちで可愛がってくださるだけの事だと思うのですが、見ず知らずの方に、いきなり触られるのはかなり抵抗があったのです。

そんなことを心配しながら外出した、生後3ヶ月の頃に素敵な出会いがありました。

80代ぐらいの品のあるおばあちゃまがベビーカーの側に近寄ってきました。

いちよう「まずい!触られる、、、」

と少し警戒した時でした。

おばあちゃま「まぁー、かわいい。何ヶ月?ちょっと見てもいいかしら?」

いちよう「3ヶ月の男の子ですー。どうぞ。」

とたわいもない話を少しした後です。

おばあちゃま「見せてくれてありがとう。なんて愛らしい子。それではね。」

と言いながら去っていきました。

いちようの心の中「?!?!今、“愛らしい子“って言った?!」

と衝撃を受けました。
私のボキャブラリーでは、

かわいい!
やばい!
尊い!

せいぜいこのぐらいしか出てきません。
久しぶりに美しい日本語に出会いました。

ムーミンくんは、日ごろ30代ぐらいの人としか接しませんが、様々な年代の方と接する価値について改めて感じた日でした。
ムーミンくんには色々な言葉と触れて、豊かなボキャブラリーを持っていてほしいなぁと思います。

とは言え、母いちようは、器の小さい人間なのでいきなり触られることについては嫌なままです。笑

後日談ですが、実母のムーミンばぁばに、この話をしたところ大爆笑していました。

「すごい古風な人がいるんだね!!!いとをかし〜って言いながら去ったりしなかった?!」

、、、人の感じ方はそれぞれなんだなと思います。それでいいのです。笑

それでは今日もお疲れ様でした!
おやすみなさい〜

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