【受験生向け】オープンキャンパス~イベント編~

8月もあっという間に半分が終わりましたね。
受験生の皆さんは粗方志望校を決めたころでしょうか。

「私まだオーキャンも行けてないわ」
という方もまだ大丈夫です。
見るべきイベントのポイントをお伝えします。

総合説明(熱量感じて欲しい度★★★★)

だいたいどこの大学もやってはるオープニングイベント。学長が眠たい話をされたり、音楽系の部活が出迎え演奏してくれたりとイベント要素が昨今強くなっていますが、結構重要だったりします。

大学によって内容の違いはありますが、ここで一番重要なのは「面白い」かどうか。ここで言う面白さとはお笑い的な要素ではなく、大学のアイデンティティが感じられるかどうかということ。

抽象的な話ばかりで申し訳ないですが、話している学長の熱量であったり、司会をしている学生スタッフの熱意など、本気で受験生に喜んでもらいたいかどうかがここで分かります。

学部・学科・専攻説明(要点聞くだけでOK度★★★)

中の人に怒られそうですが、1~10までしっかり聞こうと思うと結構疲れます。特にPowerPointを使用したスライドをただ読み上げるだけのクソ説明だと睡眠薬以上に眠たくなります。

ここで大事なのは、予習していること前提になりますが、大学案内で書いてある内容にリアリティを感じられるかどうか。取得できる資格の勉強であったり、研究活動の実態など、紙ベースだけの情報からプラスαの情報を得られるかが重要です。

ここで聞きたいことが分からなければ、素直に個別相談コーナーに走りましょう。ここで説明される大人の多くが、学部や学科の先生たちなので、説明の上手い下手にめっちゃ斑があります。

入試説明(奨学金チェック度★★★)

このイベントに参加するということは、「受験をする」「受験を検討する」段階の方が大半だと思います。入試の日程や選考方法などは書いてあるとおりなのですが、ここで抑えておきたいのは奨学金について。

多くの大学で「特待生制度」や「受験料優遇制度」を設けています。少しでもお得に受験しようと思うならば、自分が受験をしようとしている入試種別にそうした制度があるのかをチェックしましょう。

科目別の対策などもされている学校もありますので併せて受けておくことをお勧めします。特に入試対策については9月・10月のオープンキャンパスで開催されることもあるので、まずは過去問だけでも手に入れるのもありです。

学内ツアー(日焼け対策度★★★★★)

学部や学科ごとに学校内の施設を見学させてくれるイベントです。とりあえず来たっていう方でも、イベントに参加した感を味わえるのでお勧めです。学生が先導して案内してくれる場合だと、日常の様子などを紹介してくれたりするので、結構面白かったりします。

普段の学生生活については、教職員は表面上のことしかわかりません。リアルを知っているのは学生だけです。

ツアーの人数が多いと説明が聞こえない時もあるので、おススメはガイドの方にビタ付するです。説明してくれた内容について質問するのも全然オッケーです。そこから仲良くなればめっちゃ色々教えてくれたりします。ただししつこいのはNGで。

個別相談(困ったらここ行け度★★★★)

学生スタッフが相談ブースにいるケースや、教職員スタッフだけなど、さまざまな形態がありますが、使い分ければ大丈夫です。

・入試や学費のことについて
→教職員スタッフ

・学生生活や授業、資格勉強について
→学生スタッフ

中の人的には、「個別相談に来てくれる=入学してくれる可能性が高い意欲的な受験生」と感じています。デジタル化が進む社会ですが、やはり面と向かって色々話できるに勝るものはありません。

相談したいこともないんですが…

でも来てくれれば、色々話を広げることも可能なので迷いに迷ったらとりあえず個別相談に参加すればいいかな。

受験倍率の高い大学などは、この個別相談コーナーめっちゃ混みます。聞きたいことがあるならば、参加者が多い学部・学科説明を無視してでも行くのもありです。

学食体験(当たりはずれ大きい度★★★★★)

ここ数年はコロナの影響で学食提供を自粛している学校が多かったですが、今年は多くの学校で復活しているように見受けられました。

まあ無料なんだったら食っとくが吉です。

ただし、学校によって味はめっちゃ評価が分かれるでしょう。
そして一番評価されるのは「雰囲気」

そりゃあ誰だってスタバみたいな空間で食事したいですよね。だけど、現実は割とレトロな造りの食堂も結構多いです。それでも味が良ければいいんですけどね。

稀に普段学食では提供しないものを、イベントだからということで提供している大学もありますので要注意です。そういう時は学生スタッフに聞くと全てがバレ分かります。

とまあ、好き勝手書かせていただきました。
あくまでひとでの経験談に基づいて記載したものです。

最後に大事なことを記しますが、学生はじめ、スタッフの方から熱量が感じられるかどうか。学生や教職員がイベント1つ真剣に取り組めない学校に魅力を感じますかってこと。


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