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声×NFT 第20回「Web3用語集」

こんにちは!NFTナレーターの松本ふみこです。
「声×NFT」というこのシリーズでは、まったくITの知識がなかった私が、NFTやメタバースなどのWeb3業界に飛び込んで、声の活動をどう活かしていけるのかを模索し発信していきます。

この記事を書き始めて一年が過ぎました。
最近この記事を読み始めた方もいらっしゃるかもしれません。
そもそもWeb3って?NFTとは?と疑問を感じたり、用語の意味がいまいち分からないというケースもあるかもしれません。
なので、今回あらためて、用語の解説や分かりやすいサイトのご紹介などをしてみようと思います。
他の記事を読んで、この用語の意味なんだっけ?と思ったときに飛んできてもらう用語集のような形で活用していただけたらと思っております。

出来るだけシンプルに分かりやすくするため、定義の細かい部分は正確でない可能性もありますが、ざっくりというとこういう事ととらえていただけたら幸いです。

NFT

ブロックチェーン技術によって“本物”と証明できるデジタルデータのこと。
デジタルデータに証明書がついたようなものです。コピーする事はできても、コピーとオリジナルとの区別がつきます。

その技術を活用して、イベントチケットやコミュニティ参加券などとして利用されたりもします。
また、NFTを所有することで特定の店でサービスを受けられるなど、リアル店舗とコラボした特典を付けているものもあります。

ブロックチェーン

NFTを証明する技術として使われているのが、ブロックチェーンです。
世界中の複数のコンピュータで監視しあいながら取引を記録する技術のことで、実質改ざんが不可能だと言われています。

メタバース

インターネット上に構築された仮想空間、またはそこで行えるサービスを指します。
メタバースの中には、ブロックチェーン技術を導入しているものとそうでないものとありますが、ブロックチェーンを導入することでより安全にかつ便利に利用できると注目を集めています。

様々なプラットフォームがあり、日本発では、
cluster(クラスター)  /  Rium(リアム)
海外では、
THE SANDBOX(ザ サンド ボックス)   / XANA(ザナ)  
Decentraland(ディセントラランド) など

他にも多くのプラットフォームが存在し、それぞれ特徴があります。

DAO(ダオ)

Decentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)の頭文字を取ってDAO(ダオ)と呼ばれています。
リーダーが存在せず、参加するメンバーが主体的に共同管理・運営していく組織です。

DAOの定義は難しく、基本的には以下のようなものが組み込まれていることが前提とされています。
●投票権であるガバナンストークン
ブロックチェーン技術を活用し取引や契約の処理を自動で行うスマートコントラクト

ただし、日本では法律的なことも含め、完全なDAOの定義に沿ったコミュニティを作るのは難しいのが現状です。
現に、日本のNFT界でもDAOと名乗るコミュニティが多く存在していますが、リーダーがある程度意思決定をしていたりします。
ただ、上下関係があるわけではなく、メンバーが主体的に動いているという意味では、DAO的な組織だと言えると思います。

Web3(ウェブスリー)

特定の管理者がいない、ブロックチェーン技術を活用した分散型インターネットのことをいいます。

情報の発信者と閲覧者が固定され、一方向だった「Web1.0」
SNSなどの双方向でコミュニケーションする「Web2.0」
これに対して、
特定のプラットフォームに依存しない新しいインターネットの在り方をWeb3(ウェブスリー)(Web3.0)と呼びます。

お気づきかもしれませんが、
ここまでに登場した用語のすべてに共通するワードは、ブロックチェーン技術です。
つまり、ブロックチェーンを活用あるいはそれを視野に入れたNFT・メタバース・DAOなどについての活動全般をWeb3と呼ぶことが多いです。

もっと知りたい!

Web3やNFTに興味を持ち、もう少し知りたいなとか始めてみようかなと思われた方は、こちらのコンテンツを参考にされるととても分かりやすいと思います。

ブログ「おもちの美学」

おもちさんという方が、ブログでとても分かりやすくNFTについて解説してくださっています。
これ以上分かりやすいものはないのでは?というほど初心者に優しいです。
私も、よくお世話になっております。


Youtube「おもち先生『NFTの学校』」

おもちさんは、動画でもNFTの始め方などを解説されています。
お声もとてもやさしく素敵なんです。


書籍「底辺営業マンがNFTに出会い100日で人生が変わった話」

うじゅうなさんという方が書かれた本。
NFTを知識ゼロから始め、安月給・貯金ゼロサラリーマン生活と決別し、人生を一変させるまでをつづった漫画エッセイです。  
要所要所に用語解説が載っているので、漫画で楽しみながら知識を入れていくことができます。
ギャグ漫画なので、うちの10歳の息子もケタケタ笑いながら読んでました。気張らずゆるりと読めますよ。


書籍「NFTで趣味をお金に変える」

元スポーツ新聞記者で、人気ブロガーのtochi(とち)さんの書籍。
基本的な用語の説明から、始め方・稼ぎ方・実例・注意点まですべて網羅した一冊です。
プロの取材力と文章力で、非常に分かりやすく、説得力があります。
写真や図も多く使われていて、すんなり内容が入ってきます。
NFT・Web3というと、遠い世界のように感じるかもしれませんが、「こんなに身近な技術なんだ!」と気づかせてくれる本です。


まとめ

今回は、あまり音声とは関係ない記事でした。
なぜナレーターのみなさんにNFTをご紹介したいのかを知ってもらうためには、まずNFTとは何か、Web3とは何かを知っていただきたいと思い、あらためて書かせていただきました。
これからも、声の活動とNFTをかけあわせた取り組みについて、面白い情報をどんどん発信していきたいと思いますので、ぜひご期待ください。


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〇Twitterアカウント:@narratorfumiko
〇ウェブサイト:フリーランスナレーター松本ふみこ

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