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声×NFT 第23回「チャットAI×ナレーション」

こんにちは!NFTナレーターの松本ふみこです。
「声×NFT」というこのシリーズでは、まったくITの知識がなかった私が、NFTやメタバースなどのWeb3業界に飛び込んで、声の活動をどう活かしていけるのかを模索し発信していきます。

今、ChatGPT ( チャット ジーピーティ ) というチャットAIが話題ですね。
今回は、NFTの活動の中でこういったチャットAIを活用することで、活動の幅が広がったことについてお話したいと思います。

ChatGPT

Chat GPT は、アメリカの企業が開発した、質問に対して自然な言葉で返答してくれる高度な対話型AIです。
ChatGPTは2022年11月末に一般公開され、無料で使えることに加えて、文章生成クオリティの高さから話題になっています。

先日私は、NFTプロジェクト「CNPVillains ( シー・エヌ・ピー ヴィランズ) 」の紹介動画を作成し、ナレーション原稿の作成をチャットAIに手伝ってもらいました。

CNPVillains

CNPVillainsとは、CNPというかわいらしいNFTのキャラクターが悪役キャラクターとなって登場するコレクションです。
LINE NFTからリリースされます。
「NFTには興味はあるが、暗号資産はハードルが高い」という方には、LINEPayで決算できるので、ちょうど良いコレクションかもしれません。

CNP Villains 第一弾
発売日時:2023年3月22日(水)正午
販売方法:ランダムガチャ形式
販売場所:LINE NFT
価格:2,000円
販売数:2,222点​

チャットAIに紹介文を生成してもらう際に、プロジェクトの概要や特徴などを入力し、映画の告知CM風のナレーションを作ってほしいと入力し、以下のような文章を数パターン出してもらいました。

「CNP公式ダークサイトコレクション、CNPVllainsが物語る、闇落ちしたNinjaたちの真実──。
(日時・価格などの説明)
君は自らの中に秘められた闇を受け入れられるか?CNPVvllainsが解き放つ、彼らの表の顔を超えた本当の姿に迫れ──。」

これらをアレンジして作ったのがこちらの動画

「表の顔を超えた本当の姿」など、おもしろいなと思うフレーズがいくつも出てきました。
それを活かしつつ、ちょっと違うかなという部分を他の言葉に差し替えたり、長さを調整することで自分なりの文章を作ることができました。
その結果、仲間のみんなからもとても好評で「まるで、映画のPVみたい!」という嬉しい言葉をたくさんいただきました。

チャットAIの役割

チャットAIはただ文章を生成するだけではありません。
私に新しいアイデアや表現法を教えてくれるパートナーでもあります。
実際にチャットAIと一緒に作業してみるとわかりますが、自分では思いつかないセリフをどんどん出してくれます。
それらは時に驚きや感動や笑いを与えてくれます。
そして、私の創造力や感性に刺激を与えてくれます。

チャットAIは、感性を磨いたり表現方法を学べる教材にもなるし、作業を効率化してくれる秘書的な役割にもなると感じました。

チャットAIの活用法

また、ナレーターとしてチャットAIを活用する方法は他にもあります。
例えば、以下のようなことです。

●オリジナルの物語やシナリオを作って朗読する

AIにジャンルやテーマや登場人物などを入力すると、それに沿った物語やシナリオを生成してくれます。それを朗読して、オリジナルのコンテンツとして発信することができます。
それをNFTにして、販売してもよいですね。

●ファンやリスナーとコミュニケーションする

AIにファンやリスナーからの質問やコメントや要望などを入力すると、それに対応した返答やアドバイスや感想などを生成してくれます。それをもとに、ファンやリスナーとコミュニケーションを取ることができます。

●自分の実績や強みや魅力をアピールする

AIに自分の実績や強みや魅力に関する情報を入力すると、それに基づいた自己紹介やプロフィールやポートフォリオなどを生成してくれます。
それをもとに、自分の実績や強みや魅力をアピールすることができます。

これらのアイディアもチャットAIに教えてもらいました。

ちなみに、このブログもチャットAIに執筆を手伝ってもらいました。
どうでしたか? 気付きましたでしょうか。
およそ半分はチャットAIの文章です。
私は、書きたい内容の箇条書きを入力しました。すると、表現豊かに文章にしてくれます。
私はチャットAIと一緒に記事を書くことで、表現力のヒントをもらうとともに、チャットAIの活用方法までアドバイスしてもらうことができました。

どう使うのか

おそらくですが、「このようなものに頼っていると、考える力が無くなる」といった意見も出てくるのではないかと思います。
確かにそれは一理ありますが、結局は使う人次第な気もします。
AIに頼りっぱなしで考えないでいると、考える力は衰えるでしょうし、AIにヒントをもらって新たなものを生み出そうと考えを膨らませれば、どんどん成長していくことができると思います。
要は、どう使うかですよね。

便利なツールが出てくるたびに常に言われてきたことでもあります。
ウィキペディアが出てきた時も、「そのままコピペするんじゃない!」と言われていた気がします。間違った情報もありますからね。

また、チャットAIも、結構堂々とうそをつきます(笑)
ネット上のあらゆる情報を収集するので、当然間違った情報もあります。
これは、これまでの検索サイトでも同じことが言えますが、情報の精査は必ず必要となります。
ただ、これまでと大きく違うのはクリエイティブが得意だということ。
そこには大きな可能性を感じます。

まとめ

前回の記事では、イラストや音楽を生成するAIをご紹介しましたが、いよいよ記事や物語までかなり精度高く書けるAIが登場しました。
こういったAIやNFTを活用することで、ナレーターとしての活動もどんどん広がっていくのではないかと思っています。
NFTやAIはまだ発展途上ですが、その分可能性も無限大です。
私はこの可能性にとてもワクワクしています。
そしてみなさんも一緒にワクワクしていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!



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〇Twitterアカウント:@narratorfumiko
〇WEBサイト:フリーランスナレーター松本ふみこ
〇NFTコレクション:https://opensea.io/collection/ninjartcollection



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