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行ける時は行っておけとあれほど思っていたのに

サイゼリアに行ったけどもういいかな、次はお好み焼き屋さんへ行こう。という話しにコメントしたしここでも書いてきた。
ダンナが丸亀製麺行こうと言うと地元のうどん屋さんへ行こうと誘ってきたりもした。

なのになのに

今日行く予定で行けなかった隣町のラーメン屋さんが今月末で閉店とFBで知る。
何度も閉店が囁かれていたおいしいと噂のあの店。一度訪れて定休日外の休みだったことがありそれ以降足が向かないままでいた。
後一週間。それを知った今更行くと
閉店を知って押し寄せる迷惑な客の1人になってしまう。別れを惜しむ常連さんが入れなくなるアレだ。惜しむなら普段から足を運べよと言われるアレだ。トマトチーズラーメン食べたかったなあ。
同じく今月末で閉店するあるラーメン屋も告知はしないと言う。ここも1人で通える好きな店だ。

タコライスのラーメン版
tacoomenは命名させてもらった
追飯追玉で美味さ倍増

言い方悪いけど
もしチェーン店が無くなったとしても全国どこでも同じものが食べられる。

ここのお好み焼きは。この店のラーメンは。この居酒屋の焼き鳥は。この喫茶店のランチは。注文2分で出てくる町中華は。ここでしか食べられないもの唯一無二なのだ。
一度失うと二度と戻らない。
コンビニとチェーン店さえあればいい⁇
わけないよね。

個人店大切にしよう。マニュアルにはない接客。
いつものアレ。なくなると寂しいぞ。
まざまざとそれを肝に銘じた。
今日。
飲食店は本当に厳しいのだ。

コーヒーの木
スクスク育て

2002年に高知出身の作家山本一力さんがたまたま訪れてくれたことがあった。父と意気投合してエッセイに書きます、と言ってくれた直後週間文春の連載エッセイでウオッチのことを書いてくださった。
「息の根を止めたらいかん」という題で。
たまたま巡り合った喫茶店が超弩級だったこと。
オーディオのこと。数あったオーディオ喫茶が駆逐されたのは客が支えなかったからだということ。コーヒー一杯チェーン店よりは高いけど客がうまく使い分ければ利用して店をサポートすることができる。そして喫茶店は街のランドマークだった。と結んで下さっていた。

コーヒー飲みに来て支えてください。
とは言わないけど
無くなったらきっと寂しいよと思う。
無くならないように努力はする。
だから気持ちちょっとだけ支えて下さい。
これが本音です。





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