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体力勝負

飲食店は体力勝負。
日頃から親に丈夫に産んでもらったことについては感謝しているが、先週の土曜日はことさらにそれを痛感した1日だった。

この日は繁忙日の土曜日を休んで、隣町の神社の参道で行われる「こもれびブックマーケット」に出店だった。
朝は老犬チロの鳴き声で起こされ散歩に行く。認知になった18歳のチロばあちゃんは3:30から5:00の間に鳴き出し、近所迷惑なのでその時点で仕方なく散歩に連れて行く。この日は4:30。真っ暗な道を30分歩く。
帰って少し寝てからイベントのマフィンを焼き、コーヒーの準備をしてその他のお菓子什器と共に車に載せる。
10時スタートなので8:30には出発。
この冬1番の寒気の予報通り、雨と時雨。冷たい風に見舞われながらセッティングしてスタート。
ブックマーケットなので一箱古本市とマルシェ。遠くからも洒落たお店の出店もあってテンションは上がる。合間を見て紅茶飲んだり焼菓子を買ったりフォーを食べたりアイスクリームを食べたり忙しい。が、寒さと風でお湯が沸きにくく苦戦する。
お客さんも多く穏やかで楽しいマルシェだったけど3時に終了する頃には体力も相当削られていて帰りの車で3度ほど意識が飛びそうになる。

そしてこの日の第2部。
この日はクラウドファンディングのリターンのひとつ、夜の2時間貸切の予約が入っていて
帰って荷物を片付けひと休みしてから6時に開店の準備。どの注文にも答えられるよう全て営業と同じ準備をする。
知り合いの家族4人ではあるけど、貸切という形態が初めてなのでただならぬ緊張の私。
たくさんの支援をしてくれた相当の良い時間を過ごしてもらえるか?私の体力は持つか?疲れが顔に出てしまわないか?
今年1番の気合いを入れいざ開店。

2時間近く、皆さんゆったり楽しんでくれたようでひと安心。さらには奥さんに「ここを続けてくれてありがとうね」と嬉しいお言葉もいただいた。

閉店後、片付けて更に週明け発送の焼菓子の下準備と、クッキー焼いたりもしたのでまだまだ余力アリ。長く濃い1日が終わりました。
きちんとやり遂げれたことでまたひとつ自信に繋がった。


テントなしのこもれびを楽しむマーケット
木の実や葉っぱも落ちて来て楽しかった

今年は「初めて」のチャレンジが多く
実のある年です。
父にも母にも周りにも全てに感謝です。



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