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#28.あなたは「太陽」ですか?

あなたシリーズ最後のキーワードです。

私は小学校の1年生の劇で「北風と太陽」の太陽をやりました。私より頭一つ小さい友達と2人でやりました。選ばれた要因は、2人ともまん丸顔のおかっぱ頭でした。北風が吹けばふくほど旅人は上着を飛ばされないように必死になる。太陽が照らすと、旅人は自ら上着を脱ぎだす。その時、太陽はすごいなと、いるだけでいいんだ、何もしなくても相手を開放し変える事ができるんだと思いました。

ずーとその時の太陽が私の中にありました。でも、それが日に当たることもなく奥にしまわれていました。太陽はすごいなーと思っても、なれない自分を見つめる勇気もありませんでした。

目立つ事も嫌いだし、誰かのサポートならいくらでもできる。そ、影ならいい。でも自分が前にでるのはいや。

空に浮かぶ雲ならいい、形を変え自由に動き、空をキャンバスにしてくれる楽しさがある。

太陽はジーとして何を伝えたいのか?いるだけで喜こんでいる大地、人々、動物、海など自然は、太陽がなければはじまらない。

そして夜の月も必要になる。暑い暑い日中が、太陽が沈むと静けさと、暗闇がくる。陰と陽と言われるように、月だけではだめだし、太陽だけでもだめです。

いつのまにか私の中には太陽と、月が存在している事に気づきました。そして私は月の影響を受けていると思っています。東洋の陰陽論では「陽と陰の割合は49%:51%」が良いとされているようです。

何もしなくても相手を開放し変える力より、私自身が変わり、相手と一緒に変化するのが楽しいなーと今は思います。太陽だから、あんな遠くでニコニコしてみんなを見守ってくれているんだと思います。

この半年間、夜の散歩をしています。雨の日も長くつはいて、神社とお寺を回ってきます。夜空に浮かぶ月や星を眺めながら、自分に話しかけています。眩しいのが苦手なので、夜空を見上げるは大好きです。月のパワーを十分浴びるとなんか元気になります。今の身体には太陽より、月が合うようになってきたようです。

太陽のようにはなれないけれど、自分の中にある「太陽」を育てていきたいです。

あなたは「太陽」ですか?


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