■今年10月からやってくる!インボイス制度

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致しますm(_ _)m

新年早々いきなり重いテーマを持ってきたわけですが、今年も会社やサービスの行く末を考える上でトルクのかかる1年になりそうですね。

こちらの記事は
A:フリーランスエンジニア(免税事業者)
B:仕入れ側事業者(免税事業者)※小規模なスタートアップもしくは創立  2期目の事業者
C:仕入れ側事業者(課税事業者)
このような方々を対象にしています。
「だいたい知ってるから大丈夫!」という方はブラウザーバックお願いします。

インボイスとは適格請求書発行事業者のみが発行できる請求書のことです。
この制度の問題点として言われているのが

・周知徹底されていない
・めちゃくちゃ分かりにくい
・なし崩し的な段階的な措置

お国的には「知らん方が悪い」「理解できん方が悪い」「いきなりダメージがMaxじゃなければ文句言わないでしょ?」というスパルタンなスタンスです。正直とても意地悪だと思います。

SNSなどでは該当する当事者たちの間違った認識で意見をぶつけ合うバイアスまみれな情報が散見しています。
なので分かりやすく咀嚼できるように記事にしてみました。

・インボイス制度の基礎知識
https://biz.moneyforward.com/invoice/basic/48071/

業界的な話題としてインボイス導入が挙げられていますが、この制度による消費税増税や簡易課税制度+仕入税控除枠の縮小など、フリーランスエンジニアだけではなく、中小企業にとってスタートアップ期を保全する施策が失われていく起点となることが予想されます。

●フリーランスへの影響

発注元から色々言われる可能性

免税事業or 課税事業者かを選択できますが、ご自身の売上状況や市場価値による取引条件や受注状況は異なってくると思われます。
※独禁法、下請法による交渉可否については発注元の資本による対象有無がありますのでご理解の上ご判断ください。


●仕入れ側企業への影響

免税事業者と取引するリスクを考慮しないといけない

企業を運営する上で売り上げを上げていくアクションはだいじですが、それ以上にお金を手元に残すことが重要なのにこのたびの税制変更はそこに直撃する出来事になります。

・仕入れ税控除基礎知識

・消費税の仕組み

「消費税の仕組み」すら知らない事業者が多いです・・・

業者によっては取引したら損するかも・・・なんてイヤじゃないですか?!
そんなの知らずにいたらせっかくの会社の利益をムダに失ってしまいますからね。



自分はあくまで政策の是非について討論すべき立場にはない小物ですのでそれは割愛させていただき、自身は自社の経済圏での影響範囲としてクライアント、協力事業者、ユーザーをどのように守ることができるのか?と考えながら、移動や業務の合間で法務・税務知識の見直しのため学習し直しています。
せっかく顧問が適切なアドバイスを出してくれても受け手のじぶん側が思考停止してたらアウトですからね。

そのような思惑もあり、
現在運営しているSES-HUBのユーザー情報に追加するかたちでインボイス制度対策有無の可視化を機能化しています。(2023年1月末リリース予定)
ちゃんと対策した企業どおしであればインボイスへの不安もありませんからね。
エンジニアの方達もちゃんとこの辺の税務・法務知識を備えた発注元と付き合うようにしましょう。
自分のせいでもないのに途中でpj参画打ち切りとかおそらくあり得ますからね・・・。


・SES_HUB(SES事業者用)

FreelanceDirect(フリーランスエンジニア用)

財務省や国税庁のリリース読んでたらすごくギスギスした世界観でかなり違和感がありますけど避けては通れなさそうです。
もし2023年10月以降のことについて、分からなくて困ってる方などはお気軽にご質問ください。

おそらくある程度のことはお答えできると思います。

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