干し柿やってます
わが家の庭には、ささやかな柿の木があります。妻の実家の田舎の家を取り壊した際にダメもとで移植したものですが、きちんと根づいてくれたようです。
ここ数年、ポツポツ実がなっていたのですが、今年は一気に40個以上の実をつけました。ああ、「桃栗3年 柿8年」って、けっして嘘じゃなかったんですな。
で、さっそく喰ってみたら、渋っ!
ということで、過日、干し柿つくりに乗り出しました。
手順としては、「皮をむく」「紐でつなぐ」「熱湯で消毒」「吊るして干す」以上です。
まずは一家総出で、皮むきと紐づけ。合計37個を用意するのは、けっこうな手間です。
こいつを鍋の熱湯にくぐらせてから、吊るして干すわけです。
吊るす場所にもひと苦労しましたが、うまいこと軒下に吊るすことに成功しました。これも一家総出の作業。
これでホントに干し柿になるんですかねえ。(11月21日)
で、1週間たったのがこちら。
まだまだ「生ガキ」ですねえ。(11月28日)
これが、もう1週間たつと、こうなります。まだ半ナマですかね。
この時点では気づいていなかったんですが、すでに1個が消えています。
最初はどこかに落っこちたのかと思いましたが、見当らず。どうやら鳥にやられたようです。ま、いいか(12月5日)
そして、さらにもう1週間。
これが3週間目。おお、なんとなく干し柿っぽいモノが。
どうやら美味しくなったらしく、さらに1個が鳥さんの食料と化したようです。まあいいや。(12月12日)
ということで、めでたく収穫(笑)
さっそく試食開始。
なるほど、こんなに甘くなるもんなんですね。表面は固めでも、中身はとろとろであります。先人の知恵というのは、大したもんです。
ところで、柿というのは、もともとはすべて渋柿だったそうですね。甘柿はその突然変異種だそうで、ウィキペディアにはこんな記述が。
「1214年に現在神奈川県川崎市麻生区にある王禅寺で偶然発見された禅寺丸が、日本初の甘柿と位置づけられている」
なんと、わが家のすぐご近所に甘柿のルーツがあったんですね。知りませんでした。もっとも、うちの柿は岡山県から来たんですが。
で、ここまで引っ張っといてナニですが、私はレーズンをはじめとするドライフルーツは、食べられないわけではないですが、基本的にキライだったりします。また、うちの息子は柿そのものがキライ。
ということで、出来上がった干し柿は、あちこちにもらわれていく運命にありましたとさ(笑)
【2016/12/12】
今年も柿がなったので、干し柿作ってます。
tだ、ハズレ年だったのか何なのか、今年は数が少なめでした。
11月26日に干しはじめて、1週間ではまだこんな感じでしたが(12月3日)
12月10日はこんな感じに。あと1週間か2週間かな。
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