クリスマスに見る映画
もうじきクリスマスがやって来ます。
私は毎年、クリスマスになると見ることにしている映画が3本あります。彼女といっしょに見るようなロマンティックな映画? まさか(笑)
その3本とは「大脱走」「オーシャンと11人の仲間」「ダイ・ハード」 わかる人にはわか……らないかな。
「大脱走」は、かつてこのくらいの時期になると、毎年のようにテレビで放送していたせいですね。年末特番の定番。そういえば、なんでだったのかな? いちおうクリスマス関連のシーンがあるんです。映画のなかの季節は、夏から秋の終わりな感じですが(実際の脱走は1944年3月24日決行)。
ここで、ナイジェル・ストック演じるカベンディッシュ大尉(測量屋)の登場です。
立派なヒゲで目立ち、彼がしくじってトンネルが(ネタバレにつき以下略)。そのカベンディッシュ率いる捕虜収容所コーラス隊が歌うのが、「クリスマスの12日」というクリスマスソングなのです。けっこう耳にこびりつきます。なので、クリスマス時期にこの歌を耳にするたびに、カベンディッシュがベッドを突き破るシーンが思い浮かぶわけです。
はい、わかる人にだけわかる話でしたね。わからない人は、急いで「大脱走」を見ましょう(笑)
「オーシャンと11人の仲間」はクリスマスから大晦日のカジノ襲撃計画実行までのお話しなので、ファーストシーンがビバリーヒルズのクリスマス。巨匠ソウル・バスがデザインしたアニメタイトル(秀逸)が終わると、すぐに「ジングルベル」が聞こえてきますので、クリスマス気分が盛り上がります。
映画のヤマ場のカジノ襲撃は大晦日ですが、主役のフランク・シナトラ御大はじめ、シナトラ軍団の面々は年がら年中酔っぱらっててクリスマスみたいな奴らばかりですので、いっそうクリスマス気分が盛り上がります。
酒飲みながら見ると、けっこう楽しかったりしますね。リメイク版? 知りません(笑)
「ダイ・ハード」は今さら言うまでもないでしょうね。
この時期になるとよく町に流れる「レット・イット・スノー」のメロディを聞けば、もう必ずあのラストシーンが頭に浮かびます。そもそもこれ、クリスマスイブ当日のお話しだし。
だから「ダイ・ハード2」でも代替可。そんなわけで、この歌を聞くたびにリムジンに乗ったり、違反切符を破り捨てたりしたくなるわけです。しないけどさ。
ちなみに、この歌はシナトラやビング・クロスビーら、いろいろな歌手が歌っていますが、映画で使われたのはこの名曲をヒットさせた元祖・ヴォーン・モンローが歌うオリジナルバージョンでした。
私が「ダイ・ハード3」にガッカリしたのは、あれがクリスマスでなく夏のお話しになっていた部分ですね。なんかラストでは忘れ物をしたような気がしましたっけ。いや、好きな映画ですけど(笑)
さてさて、今夜はどれを見ようかな。
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