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自転車を科学する:サドルとクランク

※収録時の音声を「音声入力機能」を使って文字起こししています。多少整えていますが、「話し言葉」であることをご了承ください。

にこさんの今思っていること、略して「イマオモ」

ども、にこさんです。この番組では私自身が見聞き経験してきたことをベースにした、ちょっとした生活や仕事の工夫ハックみたいなものを話したり、これから行ってきたい!だったり、興味持ったりしていることを、とりとめもなく思うままに話していきます。

20日目。1月20日の収録です。いつも聞いていただきまして本当にありがとうございます。

今日は私が取り組んでいる運動・フィットネスの中でもとても大好きなアイテム「自転車」を取り上げます。

皆さんは日常的に自転車に乗ってますか?お住まいと駅の関係が大きいと思いますが、距離に応じて乗る乗らないが分かれますよね。公共交通機関を使っている方もいると思います。私自転車大好きなんです。特に住んでいるところから山手線の内側エリアは大概自転車で回ります。中学校卒業の時に友達と3人で横浜から名古屋まで自転車で行くようなことをやろうとしたときに、初めて自分のお金でクロスバイクを購入したことを今でも覚えています。
今家にあるのはロードバイクとミニベロで、その二台を使い分けています。

皆さん自転車に乗るときに「サドルのポジション」って気にしたことありますか?よくあるのは、信号待ちとかの止まった時に、サドルに座った状態で足がしっかり地面に届く高さにしておきたいって言う方がおそらく大多数だと思います。私自身がアウトドアフィットネスのプログラムで主にマウンテンバイクを取り扱っていて、街中のポタリングをするときには、参加者の皆さんには結構長時間乗っていただく形になります。距離的には10キロ・15キロ・20キロが通常で、季節によっては30キロを超えるようなプログラムをしている関係で、長時間のライドを快適にしていくために、こういったポジションにしてみましょう!とお伝えしています。その時にポイントとなるのが「サドル」と「クランク」です。クランクは自転車のペダルと車軸(ボトムブラケット)からペダルに伸びている腕の事を「クランク」と呼んでいます。
ポイントとしては、サドルの適切な高さとして、ペダルを下に下ろした時に膝が伸びきった状態であることに設定します。このサドルの高さが適切と言うふうに言われています。その高さにしちゃうと、サドルに座った状態だと足が地面に届かないので、止まった時にどうするかというと、サドルから降りて、トップチューブのところに腰を下ろします。しっかり跨がれると思うので、サドルから降りて足をしっかりつけて信号を待つことができると思います。青になったらペダルを踏み込むことをきっかけにお尻をサドルに乗せて漕ぎ出すって言うようなスタイルです。これができれば、非常に快適に自転車をこぐことができるようになります。
まだ試したことが無い方はぜひ試してみてください。

サドルのポジションがしっかり決まることによって、こぎ具合が大きく変わってくると思います。その一漕ぎが、自分にとって1番気持ちよくなるためには、サドルだけではなくて「クランクの長さ」も重要になります。ミニベロとか小さなタイヤの自転車に身長の高い方が乗られると、たとえサドルを適切な高さにしたとしても、クランクの長さがすごく短いんです。具体的な長さは、身長などその方の体型に合わせて設定されるのが良いですが、クランクが適切な長さにすることによって、膝伸ばした時は共通ですが、膝を曲げてトルクをかける時の力のかかり具合が全く違います。一番心地良いクランクの長さで漕げることによって、より自転車が快適に乗れるものになります。

私自身、昨年の9月にしまなみ海道と滋賀県の琵琶湖を走ってきたことがあり、目的がひたすら走ることだったのですが、この適切なサドルポジションとクランクの長さの調整をすることで、この長距離を乗っても、お尻は痛かったのですが、それを除いて非常に快適に自転車をこぐことができました。それ以外にも坂を上るときにパワーを上げてくれる「クリート」を使って、ペダルと靴を一体にして、踏むだけだったペダルを「引く力」も使ってスイスイと坂を登るのもとても面白いです。なかなか日常ではないかもしれませんが、まずは普段の自転車のサドルポジションを見直すことからやってみていただければと思います。もし調整ができるようになれば、明日からより自転車を楽しむことができると思っていますので、もしご興味ある方は試してみてください。

今回は、「自転車を科学する:サドルとクランク」についてお話をさせていただきました。個人にしても団体にしても、「できる!」のひらめきに出会えるような働きかけをしていきますし、もしこの番組をお聞きになられた方が「おっ?」と思っていただけたのであれば、とても嬉しいです。
それではまたいずれどこかで。ばばーい!




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