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壱岐島で人と出会う旅

休職も2か月が経過し、仕事については方向性が決まっていませんが、心も体も元気になってきたので、先日久しぶりに旅をしました。今日は旅ログをつらつらと書いていきます

壱岐島ってどんなところ?

壱岐島は長崎県の離島。
福岡県からフェリーもしくは長崎県から飛行機で行くことができます。

もともと魏志倭人伝では邪馬台国の支配下の国だったという説もあり、党内には多くの神社が存在します。そしてこれは実際に行ってみてわかったのですが、食べ物がほんとにたくさん取れる。漁師町なので魚介類はもちろん、野菜や米、果物、牛、鶏などあらゆる食べ物が島内で作られていました。
そしてどれもクオリティが高い。とってもおいしかったです。

まさかのヒッチハイク敢行

今回の移動はヒッチハイクで。もともと壱岐島を選んだ時は自転車で島1周できるくらいだと思っていたのですが、出発数日前に調べてみるとどうやら空港から宿まで車で1時間。これはまずい。レンタカーもあるけれど3泊4日じゃ高すぎる。とはいえバスは全然出ていない。困った。。。どうしよう。
そんな時にふと思い出したのがこのnoteを始めたきっかけとなった東京~京都へのヒッチハイク。あの時の緊張感やワクワク感、不安など、色んな感情を思い出し、これだと直感。スケッチブックをかばんにつめて東京を旅立ちました。

さて、壱岐空港に到着してみるとびっくりするくらい何もない。早速ヒッチハイクだと思い、スケッチブックを広げます。久々のヒッチハイクでドキドキ。止まってくれるかな。はじまってみたら1台目の車、なんと3秒で止まってくれました。運転手はお父さんで、こどもとの2人旅だったそう。
親子水入らずのところ少し申し訳ないなと思いながら、たまたま同じ宿に泊まるとのことだったので、お言葉に甘えて観光をご一緒しながら宿まで向かいました。その方は千葉から来た方で、東京だったら拾わなかったけど、旅行中だったし面白いなと思って拾ってくれたとのこと。ありがたや。

帰りにも途中のイオンから空港までヒッチハイクをやっていて。
その際には生まれも育ちも壱岐島で40年という女性の方に乗せていただきました。空港の切符売りやフェリーの切符売り、事務員さんなど様々な職を経て専業主婦の道へ。この方話していると、お昼に僕らと同じお店でハンバーガーを食べていた方だそうで。(しかもそのお店は拾ってもらった場所から車で30分)こんなこともあるんだぁと不思議な縁を感じました。
島で生まれ育った人生っていうのは僕からしたら想像がつかなくて話では聞ききれなかった苦労や葛藤など色んなことがあったんだろうなと感じました。

宿での出会い

宿はLAMP壱岐という宿に3泊しました。移住者の方が多かったのですがみなさんほんとに温かくて。おすすめのスポット教えてくれたり、一緒にBBQやったり。とっても楽しかった。

テントサウナでの出会い

3日目にはテントサウナのイベントがあり、偶然日程があったので参加することに。東京方面や九州方面から多くのサウナーの方たちが来ていました。中にはサウナ―界では有名な方もいらしていたようで。サウナは好きだけどやはりサウナーの世界って見事にコミュニティになっていて面白かったです。

計画性と偶然性

僕はこれまで1人旅やパートナーとの旅行で色んなところに行ってきまたが、今回の旅は理想系に近い旅でした。その理由は「計画性と偶然性」のバランスがとてもよく取れていた旅だったからです。自分は新しいことに好奇心を示す一方で心配性な側面もある。だからすべてを偶然性に任せてしまうと疲れてしまうんです。とはいえ、全部がガチガチに計画された旅行もまたつまらない。だからこそある程度だけ予定を立ててあとは偶然性に任せる。そんな旅を今回できたことが一番の収穫だったと思います。

お店については一切調べず地元の方にヒアリング。
ヒッチハイクで出会った人を大切にしながら宿に向かうなど。でも、最悪車が捕まらなかった時のプランも用意しておく。こんな感じです。

これは何も旅に限らず、自分の人生にも当てはまることで。
何のロードマップも引いていない人生は不安でしょうがないけれど、がちがちのレールの上を歩くだけもまたつまらない。だからこそ余白を持たせたレールを引いて、あとは流れに任せる。そんな人生を送っていきたいなと思います。

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