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【短二度、一番線】七草にちか 感想

※本記事は【短二度、一番線】七草にちかのネタバレが含まれます。閲覧の際はご注意ください。


はじめに

普段noteは読む専なのですが、【短二度、一番線】七草にちかがあまりにもよかったので1人でも多くの人に触れてもらいたく、感想noteを書いています。

シャニマスのコミュ感想は初投稿なので多少変なこと書いてても許してください。

①ひらく

仕事終わりにスタッフから花見に誘われるにちか。しかし外は寒く、二分咲きの桜。スタッフが粘るもバッサリ拒否。
その後そこに現れた美琴にも、スタッフから花見の誘いが。
当然断ると思ったにちか、しかし美琴は…

表情がコロコロ変わってかわいい

美琴の気持ちが理解できていないのか、と不安になるにちか。
躊躇しながらも美琴に直接聞いてみる。

2人がコミュニケーションが取れてるだけで嬉しくなる
仕事に真面目すぎる美琴
通じ合ってんじゃん!!

そして美琴から「この後スタジオ、入れる?」と聞かれ、とても嬉しそうな表情で返事をするにちか。
ここめっちゃ見てほしい。めっちゃめちゃいい表情してます。
この前後の「桜」の背景の変化も心情とリンクしててステキ演出すぎた。

②準急五線譜

冒頭、ダンスのステップを確認する2人

お互いのステップの解釈が違うことをきちんと共有し、そこから2人の納得できる別解に辿り着く。2人で作っていくダンスパフォーマンス、本当に良い…

その後2人が納得するシーンがあるんですけどここ聞いてくれ〜!
2人の心が繋がる瞬間の音、この世で最も美しいです。

この後の「すみません、確認が甘かったです…」「うん」のやりとり。
文言が同じでもこれまでと今で全然違う味わいになりました。
SHHisの進歩を感じる。

よくわからんままにちかについてきちゃうの赤ちゃんすぎるかわいい

「美琴さんもこっちのホームでしたっけ?」に対してこれ。
美琴は今いる3番線ではなく、1番線が正しいとにちかが献身的に伝える。
その間に電車が3番線に到着。にちかは美琴に見送ってもらう形に。

ここドア越しでにちかがずっと小声で喋ってますほんとにかわいいから聞いてほしい

ドアが閉まるもなかなか発車しない電車。美琴はにちかにずっと手を振り続ける。
美琴からにちかへの気持ちが見えるのが本当に嬉しい。
自発的ににちかへ笑顔で手を振ってるんですよ??

この後、電車が発車してからのにちかの心情、寂しかったり嬉しかったり、すごく良いので見てほしいです。

2話のコミュタイトル『準急五線譜』とカードタイトル【短二度、一番線】からのちょっとした解釈。

らしいです
(追記)ドとド#とかでも成立しますが今回の解釈的に黒鍵は含まれないので割愛

『準急五線譜』とあるので、○番線という表記がそのまま五線譜にも符合していて、にちかが乗った3番線の電車は五線譜の第3線になるのでは。
そしてにちかを見送る美琴はホームにいます。

今の位置関係
五線譜にすると

これを鍵盤に起こすと…

シナリオチームすごすぎるよ

③ちる

5th幕間コミュ!!!!!!!!!!!
前半部分はDay1のにちかの独白、後半部分はDay2の2人のやりとりとリンクしてるように感じました。

前半では1人走り込みをするにちか。
最初の冷たい空気感を聞いて感じてほしい。
その中でにちかはこう語る。

そして、苦しくて、つらくて、きつくて、やめたいものだと走り込みを表現する。

ずっと何かから捕まらないように走ってきたにちか。

しかし走り込みの最中、転んで怪我をしてしまい整形外科医の元へ。
整形外科医はにちかの走り込みに対する話を聞き「病んでるねぇー」と一言。

その後原因を見抜く名医
この整形外科医、強すぎんか

そしてシーンが変わり、美琴とのランニング風景に。
「走ることを不幸にしないで」の答えが「美琴と共に走る」なの良すぎるよ。

走る景色も曇天から晴天に。

前半(1人)
後半(2人)

その後いつの間にか桜が葉っぱだけになっていることに気づくにちか。
それに対して美琴は「咲いてたっけ?」と返す。
「美琴さんだ」と感じるにちか。
隣ににちかがいることで美琴の見える世界も広がっていく、とても良いです。

美琴と一緒に走る後半部分は5th Day2の幕間にもありましたが、幕間の最後に美琴の「気持ちいい、風」ってセリフがあったんですよ。
なんだかここも繋がってるような気がして…
2人が同じ思いを持ってるだけで嬉しくなります。

『ちる』は恐らく前半部分が『セヴン#ス』の前、後半部分が『セヴン#ス』の後だと思います。

『ノー・カラット』『モノラル・ダイアローグス』の予告動画内にあった、追いかけられるように走るシーンは『セヴン#ス』では無くなりました。
つまり逃げるのをやめ、立ち止まり、向き合うことを選択できたということ。

そしてここからまた2人で走り出すんだよ…構成が美しすぎるよ…

GRADではルカの幻影に追われるシーンもありましたが、そこからも脱却できたのならば、カードタイトルの『短二度』に、"黒鍵を挟まない=ルカを挟まずに2人で"という意味もありそうですね。

"追われる"から"追いかける"になったにちか。
ここからまた走り始めたSHHisのこれからが楽しみです。

あとがき

ここまで読んでいただきありがとうございました。

シャニマスつくってみたコンテストのフリーアート部門は他部門に該当しないものだったら大体大丈夫そうだったのでそれも兼ねてnoteを書いてみました。
はたして感想noteはアートなのか。ともあれいい機会をありがとうございます。

語彙が無さすぎて「かわいい」「良い」しか言えないような感想ですが、セヴン#ス後のSHHisの、にちかと美琴の変化が表現されたとてもとても良いコミュだったので頑張って書き切れました。

追記

めっちゃ反応もらえてびっくりしちゃった。

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