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金色に光るインクを作った(ラメではない)

PILOT色彩雫の山葡萄が金色に光ることで有名だということを最近知った。
自分で作れないものかと試行錯誤した結果、意外とあっさり作れたのだった。

スマホのマクロでは写らない。
スマホのカメラレンズにルーペをあてがって、ギリギリ写るほど微妙な美しさ。
名前は紫金草インク。紫に黄色の花芯が光るピッタリのネーミング。

使用したのは、呉竹のからっぽペン用のインク。
ピンクとシアンで紫を作ってから、補色のイエローでほんの少し深みを出す。
それぞれの量は適当。笑
ガラスペンで何度も色を見ながら作った。

とはいえ、つゆだく太字の万年筆でないと、光ってくれない。
肝心なのはインクだまりなのだ。
カリグラフィー用のペンで、じっくりインクを染み出させて書くと、乾いてからインクだまりしていた部分に金色の光が!ゴージャス!!!

この色のために極太のペン先が欲しくなった。

ちなみにプラチナのMIXABLE INKでは、ゴールドフラッシュしなかった。
金色に光らせたかったら、ピンクの色素が重要だということもわかった。

ちなみにセーラーの遊色インクも、作り方がわかった。
しばらくはインクを買わなくて良い。


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