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マンションの隣の民家が、庭の木々を剪定し、全体的に見渡しの良い庭になったのだが、今週からおジョウ様がその庭で縄張りを主張している。 切られた樹のてっぺんの高さがお好みのようで、彼女にとって居心地の良い庭になったようだ。 窓を開けていると、激しく主張する彼女の鳴き声が一日中聞こえてくる。 冬来たる。
水たまり 羽毛けばだて ボサボサに つかれも知らず 薄班の子ら 水浴びが気持ちよくて思い切り浴びた後は、巣立ったばかりの兄弟で身を寄せ合って木陰で眠る。 子育てで忙しかった親鳥も、やっと水浴びの余裕が出てくる。 そんな梅雨の晴れ間。
知人からもらった植木鉢から生えてきた植物、それはニワゼキショウだった。 わーい、ニワゼキショウは大好きなのだ。 花がしぼんでもしばらく放っておいたら、また開花した。 何もしてないのに花が咲くとうれしいね。
森の中でスケッチしていると、私の目の高さ位をわざわざ横切って飛んでいく子もいる。 アブナイ生き物ではないことがわかると、鳥たちはどんどん近くで採餌を始める。 きょうは一羽のヒヨドリが、私をチラチラ見に来ていた。 巣立ちビナらしい甲高い鳴き声が聞こえていたので、きっとその親鳥だったのだろう。 ヒナの様子を見たかったが、樹の上の方の葉で隠れて見えなかった。
いまの時期にやたらと甲高い声で鳴いている鳥たちは、巣立ったばかりの幼鳥たち。 まだ親鳥から餌をもらっている子も多い。 旬の果物のビワをお口に入れてもらっているオナガもいた。 彼らは家族全員で子育てするので、一族郎党、勢ぞろいで大賑わいだった。
ヒヨさんの粗相から芽が出てきたのでしばらく放置してみたのだが、たぶんこれは、きっと、高確率で ヘクソカズラ だと思う。 このままほっとけば冬には実が成って、いろいろな鳥さんが食べにくるのでは、ぐふふ …… と思ったけれど。 どれくらい 茂れる草の はげしさに くだけてものを おもふころかな (なんちゃって一句) 手に負えなくなってからでは遅いのかな。 怖いな、抜こうかどうしようか迷うのだった。 植木鉢からこぼれた土には、ヨモギが太い茎で育っているし、その根にしがみつい
今日のスズメは びしょぬれスズメ 雨宿りする ヒマあるの? お子さんそろそろ 巣立つでしょ? お口を開けて おねだりしてる カワイイあの子を 連れてきて 雨の降る日は つぶつぶ求め いつもの場所へ 集合だ わが子にコツを 教えよう カワイイ顔で おねだりすれば おいしいごはんを もらえるよ 雨がやんだら ぼくたちは となりの町へ 飛んで行く 父さん母さん 言ったんだ おまえはだいぶ おおきくなった ともだちみんなで いきなさい
いつも散歩する道のすみっこに咲いていた花たちを、摘んで花瓶に活けた。 シロツメクサの花香がこんなに強いとは。 ミツバチが好むわけだ。