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西瓜怪獣 コダマラー(筑西市)


西瓜怪獣スイカカイジュウ コダマラー
身長:40メートル
体重:3万トン
生息地:茨城県筑西市
必殺技:エクスイカリバー、ストライプサンダー
弱点:塩をかけられると甘えんぼになる

敵に毒を盛られ命を落としかけても、閻魔大王に直談判して蘇ったなど、数々の逸話を持つ伝説の豪傑「小栗判官」。筑西市では小栗判官のことを語り継ぐため、毎年「小栗判官まつり」が開催されている。その筑西市に突如、スイカのような姿をした巨大な怪獣が出現、街を襲い始めた。産業の空洞化が進み、不安にあえぐ人々の心から発生した負のエネルギーと、熟れすぎて空洞果となり廃棄された名産の「小玉スイカ」たちの無念が集合し、怪獣へと変貌したのだ。未曾有の危機に筑西市の人々は、一人の青年・小栗蓮オグリ レンに白羽の矢を立てる。小栗判官の子孫であり、急性アル中で死にかけながらも奇跡の生還を果たした彼は、こんなこともあろうかと建造されていた小栗判官ロボのパイロットにえらばれたのだ。脳神経と直接接続して操縦するタイプの小栗判官ロボに何故か白目で乗り込む小栗蓮。怪獣と巨大ロボの壮絶な戦いが始まる。怪獣コダマラーの予想外の強さに苦戦する小栗判官ロボだったが、小栗蓮の愛しの彼女・てるちゃんの駆るテルテロボが参戦し形勢は逆転。二人の合体必殺技を食らった怪獣は邪気が抜けて正気に戻り、美味しい小玉スイカを育てるため地底に帰っていった。こうして筑西市の平和は今日も守られたのであった。

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