新皇獣　タイラノザウルス(坂東市)

新皇獣シンノウジュウ　タイラノザウルス
身長：93.9メートル
体重：21万4000トン
生息地：坂東市
必殺技：20倍新皇拳、七星分身
弱点：風向きの急な変化

朝廷に刃向かった反逆者として知られ、日本三大怨霊のひとつとして恐れられている「坂東の虎」こと平将門。しかし実際の将門公は、弱きを助け強きを挫き、重税に苦しむ民のために反乱を起こした慈愛の人であった。そんな将門公を茨城の人々は英雄と慕い、彼を祀る坂東市の國王神社には多くの参拝客が訪れていた。しかし環境問題や地域紛争、終わりの見えない不況など、人々の心は不安に満ちていた。世の現状に心を痛めていた将門公の魂は八幡大菩薩の巫女の導きによって現世に舞い戻り、より強い力を求めてミュージアムパーク自然博物館に展示されていた恐竜の化石に憑依、それを依り代としてバラバラに散らばっていた骨の化石を坂東の地に集結させる。怪獣タイラノザウルスとして蘇った将門公は世の乱れを正し、全ての民が幸せに暮らせる世界を作るため、再び上洛を目指すのであった。