小川大輔(売り方デザイナー/コンサルタント)

「売れない」を「売れる」に変える株式会社オリジナ代表取締役。新卒で入社した一部上場企業…

小川大輔(売り方デザイナー/コンサルタント)

「売れない」を「売れる」に変える株式会社オリジナ代表取締役。新卒で入社した一部上場企業では社長賞を受賞。 その後ITベンチャーを経て独立。 中小企業庁のよろず支援拠点コーディネーターとして支援した事例は、ITメディアエンタープライズに全国の優良3事例の1つとして掲載されている。

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  • ヒットの因数分解

    小規模事業者のための「売れ続ける」商品・サービスのつくり方。実は、売れるか、売れないかは売る前から決まっているのです。では、どうしたら売れ続ける商品が作れるのか、そのメソッドを解説していきます。

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消費者は、商品・サービスではなく、〇〇を買っている【ヒットの因数分解#2】

商工会議所および商工会には、「専門家派遣」という経営課題の解決に最適な専門家に個別の経営相談に無料でのってもらえる会員向けサービスがあります。 私も商工会議所・商工会ではIT活用などの専門家という立場で個別相談をお受けしています。 この専門家派遣でご相談をお受けする内容で多いのが「売上拡大につながるSNSの使い方を教えて欲しい」というもの。 それでも専門家か!?と言われそうですが、これが簡単そうに見えて、実は非常に難しく、いつもどこからお答えしたら良いか悩む相談です。

    • 【番外編】オススメ書籍①

      「ヒットの因数分解」をテーマとしたシリーズセミナーの依頼をいただいている関係で、セミナー準備に追われてブログ更新ができていないのですが(言い訳ですね汗)、セミナー内で参加者から以下の3つのテーマに関する書籍を紹介して欲しいと言われたので、ご紹介です。 ①高い商品を選ばせる方法ワインリストは高いワインから並べるか、安い方から並べるかで客単価が変わります。 例えば、1,000円から20,000円まで、1,000円単位の20種類のワインリストがあるとします。 安い方から並んで

      • 大切なものは目に見えない。売上に影響を及ぼすコンセプト設計の重要性【ヒットの因数分解#7】

        「売れるかどうかは、売ってみないとわからない」と考えている方が多いと思います。 私も以前はそうでした。 しかし、超一流のマーケターの方たちは、「売れるかどうかは売る前に決まっている」と言います。 そんなことあるわけないと信じれなかったのですが、学んでいくうちに売る前の売上予測は可能であり、再現性もあるとわかりました。 これは衝撃でした。 この記事では、難しいことは極力書かず、売上予測の概要について解説していきます。 売る前に売れるかどうかは決まっている例えば、元

        • SNSは、そのうち客を狙うべき理由【後編】【ヒットの因数分解#6】

          この記事は、前回の前編の続きです。 前編が思いの外好評で嬉しいです。 前編をまだ読んでない方は、そちらを先に読むことをおすすめします。 前編ではどんな商品サービスも今すぐ欲しい人は少ないので、そのうち買いたいとなった時に思い出して買ってもらうことが重要となると書きました。 後編では、どのすれば思い出しやすくできるのかについて書いていきます。 テクニック理解より人間理解1日に何回投稿したらいいか?、何時に投稿すると見てもらいやすいか?、どうやったらバズるか?など、SN

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        消費者は、商品・サービスではなく、〇〇を買っている【ヒットの因数分解#2】

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          SNSは、そのうち客を狙うべき理由【前編】【ヒットの因数分解#5】

          「SNSをやってるけど、売上に繋がらない」 「SNSを売上アップにどう繋げたらいいのか?」 本当にこの質問は多くいただきますので、今回は多くの方が知りたいこのテーマについて、前編・後編にわたって書いていきます。 『ヒットの因数分解』シリーズでお伝えする情報は、これまで実践されて再現性が確認されている売上アップの法則を小規模事業者向けにアレンジした内容を中心に、一部独自に実践して再現性がありそうな内容をブレンドしてお伝えしています。 そのため、トレンドに左右される内容は

          SNSは、そのうち客を狙うべき理由【前編】【ヒットの因数分解#5】

          新規顧客を増やしたければ、この"値"を上げよ!【ヒットの因数分解#4】

          前回の記事では、強みの見つけ方として、3C分析、VRIO分析という2つのフレームワークをご紹介しました。 フレームワークを使って強みが見つけてお、それをどう活用したらいいんでしょうか?と言われることがあります。 強みは、競合と競争しないポジション、つまりはニッチなブルーオーシャンを発掘する上で重要です。同じ強みを売りにしている競合がいないからこそ、「これじゃなきゃだめだ!」と指名買いされるようになり、高くても売れるようになります。 これがブランディングの原点ですが、ブラ

          新規顧客を増やしたければ、この"値"を上げよ!【ヒットの因数分解#4】

          真の強みを見つけるためのフレームワーク2選【ヒットの因数分解#3】

          さて、前回の記事では、消費者は商品・サービスが欲しいのではなく、抱えている課題を解決する手段として商品サービスを購入しており、購入による「変化」が欲しいのだとお伝えしました。 今回は、コンサルティングを行う際に、この「変化」の元となる解決できる消費者課題をどのように決定しているか?について解説します。 この「どんな課題を解決するか?」をうまく設定できるかどうかが、売上拡大の最初のキーポイントです。 解決課題の決め方加工食品製造業や飲食店の方に、どんな課題を解決でき、どん

          真の強みを見つけるためのフレームワーク2選【ヒットの因数分解#3】

          売れる商品・サービスを作るためのヒットの因数分解【ヒットの因数分解#1】

          はじめまして。 宮崎県を中心に、小規模事業者の経営支援、特にITやマーケティングのコンサルティングを行なっている小川といいます。 これまで600件を超える事業者からのご相談をお受けしてきましたが、一番の課題はやはり売上拡大がほとんどでしす。 コロナ禍では資金繰りの相談も多数ありましたが、それはコロナによって思うように売上が上げられず、そのために必要利益が確保できない結果として資金繰りが苦しくなるという流れです。 つまり、適正利益が確保できる状態の価格で売上が拡大できれ

          売れる商品・サービスを作るためのヒットの因数分解【ヒットの因数分解#1】