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Pythonの基礎#15「Excelでのセル操作1」

前回のExcel操作で読み書きはできるようになりましたね。実践では、これだけでは、物足りません。エクセルではどのセルに書いているものを読み込んで集計して他のセルに、または、他のシートに出力したい、などありますね。
今回は、簡単なセル操作をしてみましょう。セル操作をする時、Cellオブジェクトを使用します。以下、Cellオブジェクトの属性をみてみると、

・行の属性:row
・列の属性:colum
・位置情報の属性:coordinate

「B1」セルの場合、row属性は「1」、colum属性は「B」となります。もう1つ、coordinate属性は、「B1」となります。
 cellメソッドを使用すれば、column属性を数値で表すことができます。cellオブジェクトを使いながら、for文で連続的にデータを取得できます。
サンプルのエクセルファイルで実行してみましょう。このエクセルファイルをJupyter Notebookのカレントディイレクトリに置いて実行します。

import openpyxl as opx
wb = opx.load_workbook('samplepy.xlsx')
sheet = wb['Sheet1']
sheet.cell(row=2,column=2).value
for i in range(2,9):
   print (i, sheet.cell(row=i,column=2).value)

また、max_row属性で、行のサイズ、max_column属性で、列のサイズを取得できます。

import openpyxl as opx
wb = opx.load_workbook('samplepy.xlsx')
sheet = wb['Sheet1']
print(sheet.max_row)
print(sheet.max_column)



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