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スウェーデンの第二の都市は、ヨーテボリ。
…という記事を、前に書きましたが、

では、世界各国の第二の都市はどこだろう?
と個人的に疑問に思いまして、
「第二の都市」を検索してみましたので、
その成果?を記事にまとめてみました。

さて、読者の皆様はどこまでご存知ですか?

「そんなもん、常識でんがな!」という
すらすらお答えの地理キングもいれば、
「首都も知らないんですけど…」という
伸びしろたくさんの方もいるかと思います。

むろん、私は「伸びしろたくさん」のほうです。
本記事で書いたものは、
ネットで検索して書いていることを
先に告白しておきます。

…では、早速、行きましょうか。
頭の中に「どこでもドア」を設置しまして。

※本記事では「第一の都市」を首都として、
それ以外の都市で栄えている代表的な都市を
「第二の都市」とします。
首都よりも人口が多い都市もあります。

※国名と「第二の都市」でネット検索して、
出てきた都市を代表的に挙げていますが、
国によっては「圧倒的」な
第二の都市が無くて、
指標によって変わりうること、ご容赦ください。
(日本で言えば、横浜、大阪、京都等、
どこが第二の都市か、はっきりとは
決めきれないようなものです)

※原則「カタカナ表記」にしましたが、
現地の言葉だと変わることもあります。

◆五大国

まずは小手調べから。
五大国とも言われる大きな国から行きましょう。
(国名はすべて略称)
これらの国の「第二の都市」は?

①アメリカ 首都ワシントン
②ロシア 首都モスクワ
③中国 首都ペキン
④イギリス 首都ロンドン
⑤フランス 首都パリ





簡単ですかね?

①アメリカ ニューヨーク
②ロシア サンクトペテルブルク
③中国 シャンハイ
④イギリス バーミンガム
⑤フランス リヨン

アメリカはニューヨークを第一の都市として、
ロサンゼルスを第二の都市とすることも…。
サンクトペテルブルクはピョートル大帝の街、
レニングラードという名でも呼ばれました。
シャンハイは「上海」とも書き、
漫画『キングダム』に出てくる楚の春申君の
封地でもあったので「申」とも呼ばれるそうです。
イギリスの第二の都市は、
バーミンガム派とマンチェスター派でせめぎあい。
フランスはパリ・リヨン・マルセイユの三つを
「三大都市」と言ったりしますね。

◆日本の近くの国・地域

次に行きましょう。
近くの国・地域。意外と知らないことも、ある。

⑥韓国 首都ソウル
⑦北朝鮮 首都ピョンヤン
⑧台湾 首都タイペイ
⑨モンゴル 首都ウランバートル
⑩フィリピン 首都マニラ

「第二の都市」はどこでしょうか?





意外と難しくないですか?

⑥韓国 プサン
⑦北朝鮮 ハムフン
⑧台湾 カオシュン
⑨モンゴル エルデネト
⑩フィリピン ダバオ

プサンは「釜山」とも書きまして、
日本の下関と関釜フェリーでつながっています。
ハムフンは「咸興」とも書き、
冷麺の本場の一つとしても有名!
台湾のカオシュンは「高雄」、
龍虎塔というパワースポットが観光名所です。
エルデネトは「富とともに」という意味で、
銅やモリブデンが採れる鉱業都市でもあります。
ダバオは、海外での知名度、という点では、
「セブ」のほうが有名かもしれません。

◆かなり難しい第二の都市

「楽勝ですね!」

そうおっしゃるあなたへ。
世界各国から、集めてみましたよ。
さあ、この国の「第二の都市」はどこでしょう?

⑪スリランカ 首都スリジャヤワルダナプラコッテ
⑫アイスランド 首都レイキャビク
⑬マダガスカル 首都アンタナナリボ
⑭パキスタン 首都イスラマバード
⑮チリ 首都サンティアゴ





…けっこう難しいですよね?

…では、答えを。

⑪スリランカ コロンボ
⑫アイスランド アークレイリ
⑬マダガスカル トゥアマシナ
⑭パキスタン カラチ
⑮チリ バルパライソ

スリランカは首都の名前が印象的ですが、
経済的な中心地はコロンボ、元首都です。
アークレイリはアイスランドの北部にあり、
国内で二番目に大きい都市(人口は約二万人)。
トゥアマシナはマダガスカル島の東部の港町で、
ここを占領した王様が初めて海の水をなめて
「なんと塩辛い!」と言ったことが街の名前に。
カラチは、パキスタンの元首都でもある港町で、
人口二千万人以上のメガシティでもあります。
バルパライソには、チリの国会が置かれ、
その街並みは世界遺産にもなっています。

では、最後にまとめていきます。

国でも組織でも、一番があれば、
かならず二番もありますよね。

日本以外の国の方が、東京だけではなく、
大阪や京都、横浜や福岡や札幌まで
知っていると「お、よく知っていますね!」
と思うのと同じように、

首都だけではなく「第二の都市」まで
知っていることで、
よりその国の人と仲良くなれるのでは
ないでしょうか?

また、ある会社を訪れた時に、

社長さんだけではなく
ナンバーツーの人のことを知っているとか、
キーパーソンだけではなく
裏番長的な人のことを知っているとか、

そういうことで、その会社に
よりアタックしやすくなるのではないでしょうか?

「第二の〇〇」。

ぜひ、読者の皆様も調べてみては?
その国や組織のことを
重層的に知ることができますよ!

クイズ的な知識だけを「教え込まれる」と
羅列的になってしまいがちですが、

自分から「主体的に」調べた知識は、
きっとどこかで役に立つ
、と思います。

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