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「ぷよぷよ」というゲームをご存じだろうか。
同じ色のぷよが重なると、消えるゲームだ。

もしあれが、単色モノクロの
ぷよしかなかったら、と想像してみる。
…とても、つまらないゲームになる。
ただ落とすだけ、ただ消すだけだ。

色がたくさんあるからこそ、
すぐには消えない。
連鎖もクリティカルも生まれていく。
局面が次々と変わっていく。
刺激的なゲームとなっていく、のだ。

「日常」も、同じではないか。

単色だと、ただひたすら落とし、
消すだけの毎日にならないだろうか。
多色あるからこそ、局面が変わり、
刺激的な毎日となるのではないか?

私も「複業クリエーター」を
始めてから「色々なもの」が
連鎖していき、刺激が生まれた。
そもそも始めていなければ、
SNSも運用していなかった。

ここで、はた、と気が付いた。
「キャリア」も同じ、ではないだろうか?

複数の色の顔を持つことにより、
連鎖もクリティカルも生まれていく。
一社専従、転勤なし、ずっと同じ仕事だけ、
…それは誇るべき職人の技は
身についていくかもしれないが、
自分で意識して外界の刺激を受け、
色をつけていかない限りは、
自然と単色に染まっていくだろう。

ここまでSNSが発達し、
異なる価値観の方と否応なく触れ合う
乱世においては、

多色の価値観を受け入れる受容性と、
そこから生まれる
クリティカルな個性が、求められる。
それは、最初から単色の環境では
なかなか意識できないもの、であろう。

同じ色同士でつながり、消え、
また新たな色が生まれ、つながり、
あえて消し、連鎖し、また仕込む。
絶え間ない「ぷよぷよ」的な環境でこそ、
自分の色も、出てくるものだ。

なお、色々なカラーが混ざり合うと、
究極的には「黒色」になる、という。
一見、単色にしか見えない人でも、
様々な色が混ざり合っているのか、
ただ単に単色なのか、
そういうことを見極める目を持つためにも
多色の経験は、役に立つ。

さて、読者の皆様はいかがでしょうか?
日々の彩りは、ありますか?
刺激の連鎖、してますか?
「多色(他職)」との比較や
自身の経験を踏まえた、
「マイカラー」は、何でしょうか?

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