そこまで雪深いところに
住んできたことはないのですが、

あまり降雪量がない地域において、
年に何回か大雪が降り
白くまっさらに街が雪で覆われると
どこか異郷に来たかのような
新鮮な冷たい空気を感じます。

誰もまだ足跡をつけていない
雪景色。

子どものころにそれを見て
いてもたってもいられずに
早朝、一人で外に飛び出し、
足跡をつけていく。

何かに突き動かされるように。

長靴の足跡が転々と続いていき、
TVで見た推理ドラマのように
足跡を増やさないように同じ歩幅で
後ろ向きに戻っていって
「ミステリーだ、犯人はこの中にいる」と
家族に嬉しそうに話したこともあります。

新しいSNSや、新しい事業へと
足を踏み入れる時も、
同じような心境ではないでしょうか?

約3年前、SNSで初めて
発信を始めた頃、
まるで新雪の上をさくさくと
足跡をつけていくようでした。

約9カ月前、LinkedInで
発信を始めた頃も、同じ。
まるで雪に慣れない子どもが
手探り足探りで必死に
自分の足跡をつけようとして、
行きつ戻りつしているような…。

まっさらな雪景色も日が昇ると、
雪合戦のあとで雑然としたり、
雪解け水で泥と混じって
茶色くしたたったりして、
いつしか新鮮な気持ちが
失われてしまいがちなものです。

そんな折、先日、
ココナラ上で小説PDF販売を始めました。

当然ながらスタートは、
フォロワー0、販売実績0。
まさに新雪を踏む心地です
(ありがたいことに
執筆時現在、フォロワー2になりました)。

落語「しじみ売り」の
子どもの気分です。

行きつ戻りつ、手探り足探りで
よくわからないことも多々あるのですが、
楽しんで進んでいこう、と思います
(よろしければ
覗いていただけますと嬉しいです)↓

さて読者の皆様は、意識的に、
白くまっさらな雪景色の中へと
足を踏み入れているでしょうか?
そのような機会を、定期的に、
設けているでしょうか?

よろしければサポートいただけますと、とても嬉しいです。クリエイター活動のために使わせていただきます!