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「ヒスイの頭には、棚が一個しかありません」わりと大事なことを忘れて、同居人に叱られた話

今日のお話は「慣れねえものは、慣れねえんだよ!忘れるもんは、忘れるの!」ということです(笑)

先日ですね、アマゾンをみていて、ヒスイは叫びましたよ(笑)
「配送料が変わってるううう!!」

これですよね。
『2024年3月29日以降、通常配送の配送料が無料になる基準が2,000円から3,500円に変更されます。』

うむむむ。
トータル2000円の買い物って、ハードルが低いんですけれど、
3500円となったら、相当買わなきゃいけないじゃないですか。
(注:ヒスイの感覚です(笑))

まとめ買いするにも、限界がある…。
ヒスイは頭の容量が小さいので、
その日はいちにち
『アマゾンの無料配送料基準あーーーっぷ!!』
で、いっぱいいっぱい。

カレーは焦がすわ、コメを炊くのを忘れるわと、さんざんでした。
とうぜん、帰宅した同居人・ケロリンに、真っ先にかみつく(笑)

「ちょっと、しってる!? アマゾンのやろうが、無料配送基準額を変えやがったのよ、あたしに断りもなく!!」

・・・いや、そもそもアマゾンは、べつにこっちの意向なんて聞いてくれないんですけどね(笑)。
しかしまあ、ヒスイはもう頭に血がのぼってますから、
誰かに言わなきゃ気が済まないのです。

とうぜん。
きいた相手には、ヒスイと同じ反応をしてほしい。
ともに
『なんだよそれ! アマゾンのヤロウ、ゆるせんな!』
『でしょ、そうでしょ、でもまあ、ガソリン代も人件費も上がってるし。
 仕方がないと言えば、仕方がないのよねえ…』

なんてあたりに、落としどころを見つけたいわけです。

ところが、帰ってきたケロリン、やけに気が抜けた返事をする。

「ふーん」
「高いでしょ、1回3500円って、高いと思わない!?」
「ほー」
「なんでそんな、話に乗ってこないのよ! あんた、礼儀ってもんがあるでしょーが!」
「……あのな、ヒスイ」
「なによ!?」
「おれ、アマゾンプライムに入ってる」
「あー、そー?」
「いや、俺が加入してるからオマエは毎日、アマゾンでで映画三昧できてんだよ」
「あー」
「だから配送料基準が変わっても、かんけいねーの。プライム会員は無料のまんまだから」

ここでヒスイが、プチッと切れたと思っておくんなさいよ(笑)

「あのさー、あんたがプライムに入ってても、あたしは入ってないの。関係ないでしょ!」
「あのなー、俺が入ってりゃ、オマエも入ってんだよ。家族会員っつーものがあるんだ。プライムに入る時に、そう言ったろが!」

「……おお」

そうだった。そういえば、そんなこと言ってたわ。

「おまえさー、家族の自覚ってある?」
「えー、ナニソレ?」
「結婚するって事は、家族ってことなんだよ。おまえの保険証はどうなってる?」
「……被扶養者の保険証です…」
「車の保険は?」
「……家族で加入してます…」
「だから、アマゾンプライムも同じだっつーの。いい加減おぼえろ、バカ」

そういうけどさ。

忘れるじゃん、そんなの。

……ねえ(笑)?


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