「桜色花冷かおる嘘をつく」ヒスイの春俳句・シロクマ文芸部
「桜色 花冷えかおる嘘をつく」ヒスイ
(さくらいろ はなびえかおる うそをつく)
『花冷えのウソは桜色』150字の恋物語
「咲良(さくら)のウソって、すぐにわかるよね。かわいいな」
晴彦(はるひこ)は笑って言う。
彼にとってウソはコミュニケーション。何の罪悪感もない。
だから平気でそんなことを言う。
私は言い返す。
「晴彦のウソはわからないよ」
「ウソなし男だからな」
ひゅっと花冷えの風が吹く。晴彦の耳は桜色。視線の先には桃子がいる。バレていないと思っている二人がいる。
花冷えのウソ。
(だいたい160字)
本日は、小牧幸助さんの #シロクマ文芸部 に参加しております。
ひさしぶりに、俳句を作りました。
季語は『花冷え』です。
桜色って、季語じゃないんですね。
桜餅も、桜月も、桜人も桜雨も季語なのに、桜色はちがうんですね。
ヒスイはきょう、ひとつ、賢くなりました(笑)
それにしても、オトコと言うのは、どうして自分のウソは見破られないと思っているのでしょう。
だいたい、バレてる(笑)
だいたい、どころか、ほぼほぼ、バレている(笑)
女子は、オトコのウソをスルーしたいときだけ、スルーしているのに。
惚れている間だけ、スルーしているだけなのになって
思いますね。
だから、惚れ、が終わった瞬間から、女子は非常に冷静になる。
分かっていたウソに、あらためて怒る(笑)。
怒ることで、何か区切りをつけようとしているのかなって
そんな気がしますね。
あのウソをスルーしていた自分よ、さようなら。
って言う感じだなあって。
ふとそう思って、俳句を作りました。
「桜色花冷えかおる嘘をつく」ヒスイ
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ヘッダーは、はそやm画伯から借りっぱなしです(笑)
ただいま66日ライティングに参加しております。
最後まで、いけるかなあ?
#66日ライラン
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