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友人の娘に服をあげた話

四十代独女、散らかった、いつまでも片付かない部屋の理由を考えた。

物が多すぎる。

よくある話です。

なので、とりあえず着る服/着ない服を分けてみた。
着ない服の中で、捨てたくないけど着ない服がある。
理由は様々。

①痩せたら着るんだ
②ノリとテンションで買ってしまったけど着てない。いつか着たい(そんな日は来ない)
③着る機会がない

①は以前叶えたことがあるので、いつまでも自分には可能だと甘い夢を見ている。でも、今は着られないのだ。着られてもパツンパツンなのだ。
また痩せた時に新しく買えばいいのだ。
②はシチュエーションなど後で考えればいい、と軽い気持ちで買った服が多い。つまり考えなしだ。愚かだ。
③は、主に招待された結婚式などで着たワンピースとか。すでに、友人知人の結婚式はほぼすんだ。結婚していないのは自分くらいだ。ハハッ

どれもこれも、意外と品がよかったり、ブランドものだったりする。
フリマサイトなどで売ってもいいのだけど、二束三文だし、手間もめんどくさくて後回し→結局片づけにならない、という前科がある。

案1)姪たちが大きくなるのを待つ
今5歳だし、そんな10年とか先のファッション予想なぞできん。

案2)以前に一度服をあげたことがある、お子が大きくなった友人へ
連絡してみると、この春大学生になった娘さんが、特に大人っぽい服を欲しているとのこと。

拾う神とはこのこと!とばかりに、新古品・あまり着ていない・まぁまぁ高級品なので物が良い、ととにかくヘタれていない服を選抜し、箱に詰めた。

ありがたい(拝み)。
勝手なことに、フリマで売るならできるだけ高く売りたのに、友人にあげるならタダでいいと思う謎の心理
買ったときは清水の舞台から飛び降りる気持ちで〇万円出した、数回しか着ていないワンピースも、着ないようであれば、売っても捨ててもあげてしまってもどーぞどーぞ。
なんなんだろうね、この心理。

数年前にあげた時もそんな気持ちで十着ほど渡したのだが、一着も処分せずに、娘さんたちが喜んで着てくれてると聞いて、嬉しくなった。
(正直、10代の娘っ子たちが着てくれる服を40女が着ていた恐怖はある。着ていない服もあったけど)

とにもかくにも、同時に、もう着ていない服やヘタれている服も処分し、クローゼットが少し空いた。

いままでたくさんの物に囲まれて、思い入れもあり、さすがに一気に捨てるのは気持ちが追い付かない。
なので、感謝を込めて、着納めをしようと思う。

着て、まだ着たいなら使う。
着て、やっぱり着ないな、と思うものは捨てる。
この思考で、まずは夏物。
秋までにクローゼットを半分以下にしよう!!

そう決めた。
がんばるぞい。

(正確に言うと、『服を処分した話』だなと、タイトルカットを作ってから思った。どんまい)

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