良い・面白いシナリオとは？

私が良い・面白いと感じるのはどんなシナリオなのかを考えてみた。

◇シナリオが良い（面白い）と感じるのはどんなときか

・没頭してしまう
面白く、続きが気になって読み進める手が永遠に止まらない。
→展開が早い。テンポが良い。ダレない。
（それで描写不足になってしまうとアウトだが）

・メッセーシ性が強い（しかもそれがわかりやすい/明確である）
得たものがあると、やって良かったなぁと思える。
一文一文から栄養を吸収できるのが理想。

・大きな感動や衝撃を受ける
感動で涙が出たり、心臓がバクバクいうほどに驚く。ワクワクする。
→特に予想ができない展開だと感動や衝撃を受けやすいですよね。
叙述トリックや伏線回収が秀逸だとなお良し。
以下の項目にも繋がる。

・読後感（締め方）が良い
終わり良ければすべて良し（は言いすぎだが）。
読んだあとその余韻に浸れる。ぼーっと放心状態になるほどに。

・無駄がない
全てのシーンに何かしらの意味・意図があると美しいと感じます。
全キャラに大切な役割（そのキャラである必要性）があるのも💮

では、

◇シナリオが良い（面白い）と感じるためにはどうするべきか。

私が最低限必要だと思っている項目です↓

・リアリティを上げる
創作物だから当然リアルである必要はない。
だが、リアリティ（それっぽい、ありそう、私が知らないだけで実際にあるかもと思える）は高くあってほしい。絵や文章で魅せてくれ……。

必要なのは、それがリアルなのだと錯覚させてくれる高純度の偽物（フィクション）だ　ーby　夜のイキモノ　

『さくら、もゆ。』

・矛盾を生じさせない。粗を少なく。
　例えば個別ルートが複数ある場合、片方で起こることがもう片方で起きない。そういう場合に、それが納得いく理由付けができているかどうかが大事だと思う。あれ？って疑問が出たとたんに話に集中できなくなることがあるので‥。
複数ライターだと特に起こりやすい気がする。

終わりに

私がプレイして評価が高かった作品にどういう傾向があるか考えました。
逆に低評価な作品はいずれかの点で致命的であったという場合が多いです。
ちなみに今回挙げたほぼ全てを満たしているのがさくらもゆ（は良いぞ）。