ファミコンはやはり凄い

1983年発売にしては、いわばオーパーツでした。

【画面】
諸説あるも54色中25色。
1スプライト(キャラクター)に3色使えるのは画期的でした。
当時はセガSG-1000のように、単色が当たり前(2色にしたければ2枚重ねる)

【音】
8オクターブ3重和音の内、1音だけ低音に。だから印象に残るピコピコ音。

【動き】
当時、縦横でスムーズスクロールするゲーム機は他に無いと思います。

【価格】
同時発売のセガのゲーム機より200円下げた、14,800円。安ければ何でも良い訳で無く(例:カセットビジョンJr.5,000円)、高ければ売れず(例:光速船54,800円)

【操作性】
ゲーム&ウオッチから引き継いだ十字キーで斜めに誤って入る事が無く。
当初は四角いゴムボタンでしたが、100万回のテストに耐えたのに、ねじ切れる事が。表面プラスチックの丸ボタンになりました。
従来品も無償交換したのは、今も続くサポートの手厚さです。

【2コン】
コントローラー買い足すのは迷うもの。
最初から付いています。
遊び心と低コストにより、2コンはマイク付。

【CPU】(中央演算処理装置)
MOS6502は、Z80の半分程度のプログラムで済むそう。
根拠になるか分かりませんが、ドラクエ1・2はZ80のMSXの半分の容量です。

【サードパーティ】
初期のゲームは全て任天堂、もしくは任天堂に近い所が開発。
やがてハドソンのように、ライセンス料を払いゲームを発売する所が出ます。
ナムコやコナミ、タイトーも参入し、ゲーセンのゲームが家で遊べると本体も売れ。
ブームが続く中で、スーパーマリオが任天堂から発売され。
1983年発売のゲーム機は13種類、リニューアルして残ったセガを除き、ファミコンに駆逐されました。

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