冬の北陸三県一人旅(2日目)

こんばんは。
前回に引き続き、北陸旅行の記録を書きたいと思います。

1月12日(日)、この日は1日かけて金沢市内を観光しました。

この日の始まりはホテルから。
ホテルにあるイタリアンレストランで朝食を食べました。
バイキング形式。ホテル宿泊の醍醐味です。
金沢おでんを初めていただきました。
出汁が効いて、とても美味しかったです。

9時過ぎに出発。

①尾崎神社・豪姫住居遺址
ホテルから金沢城へ向かう途中に見つけました。
まずは神社で旅の祈願。
豪姫住居遺址は、加賀藩の創始者・前田利家の四女が関ヶ原の戦いののち、余生を過ごした屋敷です。
屋敷も立派で昔の趣をそのまま残していました。
ガイドの方とお話をして、おすすめの場所を教えていただきました。
「弁当忘れても傘忘れるな」
ガイドの方教えていただいた言葉です。
雨の多い金沢の気候を表す格言。
この日も雨でした。
傘をさし、金沢城へ向かいます。

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②金沢城
前田氏の象徴であり、加賀百万石の平和の象徴。
広大な敷地にそびえ立つ天守閣。
天守閣の内部は見学することができ、前田氏の歴史、城の作り等色々と勉強になりました。
ちなみに、金沢城は第二次世界大戦中、軍の基地として、戦後しばらくの間、金沢大学として使用されていたそうです。

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③兼六園
金沢城と同じ敷地内にある日本三名園の一角。
雨が降っていましたが、観光客でいっぱい。
あちらこちらに池があってどこまでも続いているかのような錯覚に陥るほど広かったです。
兼六園のそばには成巽閣という建造物も。
13代目藩主・前田斉泰の母親の隠居所として建てられたそうです。
落ち着いた雰囲気で、心安らぎました。

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兼六園近くの金箔グッズのお店で金箔ソフトクリームを買って一休み。


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④鈴木大拙館
①で書いた豪姫屋敷跡址のガイドの方からオススメスポットとして教えていただいた観光スポット。
鈴木大拙(1870年〜1966年)という、金沢出身の「近代日本最大」の仏教学者の記念館。
鈴木大拙氏の刊行物や哲学者もたくさん展示されていました。
その中にウィリアム・ジェームズという、アメリカの哲学者の本(『プラグマティズム』)という本もありましたが、旅行後に買いました。
中庭もあって、池の真ん中に「思索空間棟」という建物が建っていました。聞こえるのは水の音、風の音、雨の音。思索するのにぴったりでした。

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⑤茶屋街
一旦金沢駅に戻り、周遊バスの一日パスを買って再度出発。
金沢市内に点在する茶屋街を巡りました。
長町武家屋敷跡、にし町茶屋街、主計町茶屋街、ひがし町茶屋街の順に巡りました。
条例で厳しく景観保護が定められているようで、市を挙げて加賀百万石の街並みを守っているそうです。
九谷焼も買って大満足。
また、長町武家屋敷跡の近くには「前田土佐守家資料館」という、前田利家の次男を始祖とする、前田家重臣の資料館もあり、金沢についての知識をさらに深めることができました。

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⑥金沢駅
茶屋街を巡って駅に着いた時にはもうすっかり夜。
お腹もペコペコだったので駅で夕食。
駅ナカにあったお蕎麦屋さんで。
蕎麦と金沢おでんを堪能しました。
あっさりした出汁が効いていてどちらも絶品でした。

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駅舎も写真に。
鼓門を初めて見た時の感動は一生忘れません。

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一日では回りきれないほど、金沢市内は見所がたくさんありました。
どの観光地も昔ながらの雰囲気が残っていて、歴史好きにはたまらない場所でした。
感動しっぱなしの旅行2日目でした。

3日目に続く。

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