GIMPがリニューアル
オープンソースのフォトエディタ「GIMP」がGTK3ベースのモダンなインターフェイスとなってリファクタリングされて2.99ベータ版としてリリースされました。↓
早速インストール
昨日こんなnote↓を書いたばかりですが・・・
四の五の言わずまずはインストールしてみます。
Windows版はこちらから入手↓
Linuxは以下のコマンドをTerminalに「Ctl+Shift+V」でコピペして実行すればOKです。
flatpak remote-add --user flathub-beta https://flathub.org/beta-repo/flathub-beta.flatpakrepo
flatpak install --user flathub-beta org.gimp.GIMP
無事インストール完了。起動してみます。
※メニュー配置を私仕様に変更してあります。↑
ファースト・インプレッション
・起動が早い!
・見た目がグッとモダンになった
GTK3ベースに書き換えられた事によって高解像度でモダンなインターフェイスになりました。まだ完全完了ではないようですが公式安定版がかなり期待出来ます。「ダークモード」はGTK3のコアコンセプトのようで、ダークモード前提の作りになっています。最近主流のシンボリックアイコンもグッと見やすくなりました。
レイヤー周りが大幅改善
レイヤー機能・マルチレイヤー選択周りもテコ入れが行われたようです。
・マルチレイヤー選択
・マルチレイヤーまるごとドラッグ&ドロップによる移動
・マルチレイヤー一括削除
などが出来るようになってます。
これまではこういうマルチレイヤーの操作が他のアプリと比べてレイヤー周りが扱いづらいなと感じていたのでこれは地味に嬉しいですね。
※5月頃にすでに開発者のログに詳しく紹介されていたようです。↓
https://www.patreon.com/posts/report-on-for-in-37266151
まとめ
とりあえず、今朝インストールしたばかりなので、現時点での所感は以上です。
マイクロソフト・Googleの「OSのサービス化」「オープンソースソフトへの参入・導入」やBlenderの大手の資金的バックアップによる近年の急速進化などから見て取れるように、昔のような「ソフトウエアを作って売るビジネス」ではなくそれを基盤にした流れにフェイズが完全に移っています。
オープンソースソフトウェアの広がりは多くの人にフェアにその参入機会を与える意味と価値があると思います。私は積極的に使っていくこと(そしてたまにバグやレビューをフィードバックしたり)で応援したいです。
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