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MacOS 9 on CHUWI

クラシックMacOSノートPC再現。PowerBookの思い出再び。

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Pop!_OS 21.04上でSheepShaverを使ってPowerPC G4をエミュレーションし、クラシックMacOS9を動かしています。

PowerBook G3 seriesの思ひ出

Mac OS 9の時代はPowerBook G3 seriesが出た頃です。私は12インチ>Pismoと乗り継ぎました。基本デザインはカッコいいのですが、重量3kgと分厚く重かった。当時SONYが世界に先駆けて金属ボディ極薄ノートPC時代の幕開けであるVAIOシリーズを発表。正直、自分の持ってるPowerBookが一気に古臭く感じるようになりました。

2021の現在はこのような極薄ノートでさえ格安ノートPCという名目で売られています。値段は当時のPowerBookの1/10くらいですね。
「当時、こんな感じの薄型軽量金属ボディのノートでMac OSを動かしかった」
と当時のMacノートに対して抱いていた気持ちを(ちょっとだけ)昇華した気分です。↓

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比較のために昔のPowerBook G3を引張り出してきました。今どきのPCではまず出てきそうにない局面デザインがカッコいい。ただ、やはり分厚く重いし、ディスプレイは解像度は1024X768しかなく、なにより最初から液晶が暗く、品質が低かった。2年も使わないうちにバックライトはヘタり始め赤みが出てきてました。(今はもう完全に光は灯りません)

今の目で見るとデザイナーの気持ちに時代の技術が追いついてない感があるモデルですね。ビデオカメラにつなげるFirewireを搭載し、
「ノートPCでいつでもどこでも動画編集!」
というコンセプトを打ち出した最初のノートパソコンだと思います。
ただ、データの読み込みはリアルタイム。シングルCPU・500MHzでの動画編集は正直、かなり厳しかった思い出があります。

これを生みだしたジョナサン・アイブもジョブズももうAppleには居ませんが、Appleにはまたこういう今まで出来なかった事を出来るようにしようとする「挑戦的なコンセプト」を持つロックな製品を出して欲しいです。

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