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GIMP 3.0に期待
前回の記事↓の続き。
相変わらずウィルバーくんがあちこちにいるものの
前回も書きましたが、私はキャラアイコンがあちこちにあるのがGIMPの好きじゃない点です。アプリアイコン、メニューの上、キャンバスの上、アバウト画面。とにかくGIMPはウィルバーくんだらけです。どんだけ推すんだ、というくらいに。
誤解されないように念の為に書いておきますが、前々回も書いたように別にウィルバーくんが嫌いなわけではありません。デザインも別に嫌いではありません。キャラアイコンは居ていい。
ただ、作業の思考に入らないようにもう少し控えめに存在していてほしい
だけなのです。
Grimpseも終了してしまい文句ばかり言ってもしょうがないので、現在GIMP 3.0に向けて開発中の2.99.6開発途中版をインストールして使ってみることにしました。
実は開発版は去年2.99.2が出た時に一度試しています。↓ が、Grimpseの方に期待してアンインストール。それ以来触っていませんでした。
というわけでGrimpseを諦めて再び本家GIMPへ出戻りです。GTK3移行でインターフェイスに変化があるので、そのあたりの進化にも期待です。
UIはカスタマイズでいい感じに持っていける
結果からいいますと、
着実に進化しています。 3.0への期待が高まります。
UIは相変わらずデフォルトでは不満があります。なのでいろいろ弄くってカスタマイズしまして・・・
BEFORE:これ(デフォルト)が↓
AFTER:こういう感じになりました。↓
いい感じじゃないですか? デフォルトはこうあるべきでしょ、って声を大にして言いたいくらいに。
というわけで、声を大にしてGIMPのOfficialに向けてツィートしてみました。↓
Okay, customizing 2.99.6 finished.
— Histone@ZBrush+Blender (@histone_zb) July 22, 2021
GIMP 3.0 default UI should be something like this.
Please consider, @GIMP_Official. pic.twitter.com/u5fPymiUGp
GIMP Officialから「いいね」の反応があったので、とりあえず声は届いたようです。少しは考えてくれると嬉しいのですが。
参考にしたのはこちらの動画です。↓ GIMPのデフォルトUIに関して、やはり同じように思っている人はいるのです。
GIMPの悪い点は、使いたい機能が探しにくいところです。トーンカーブとか、画像レタッチに必要な機能がデフォルトでオフになっている点も解せない点です。これらは全部ONにしました。↓
スプラッシュ・スクリーンは全く持って気に入りません。ただこれは開発途上版なので正式版では良くなることを期待しています。願わくばウィルバーくんではなく、BlenderやInkscapeのようにオシャレな感じでお願いしたい所です。
というわけで、とりあえずスプラッシュスクリーンもカスタマイズすることにします。GIMPオフィシャルに公開されているGIMPを使ったアーティストの参考画面画像にある作品がいい感じだったので↓
これを
(flatpakの場合↓)
HOME/.var/app/org.gimp.GIMP/config/GIMP/2.99/splashes
(通常インストールの場合↓)
HOME/.config/GIMP/2.99/splashes
と「splashes」という名前のフォルダを作って入れます。↓
これで起動画面にこの画像が表示されるようになります。他に良いのがあったらあとから好みで変えても良いと思います。
GIMPのカスタムスプラッシュ・スクリーンはこちらに色々カッコいいのがあります。↓
これなんかいい感じです。↓
Photoshopライクなやつ↓
ただ、この開発版2.99.x系はかなり速く起動するように進化しているのでスプラッシュは要らなくなるかもしれません。
まとめ:3.0正式版に期待
正式版がいつになるかは分かりませんが、GTK3ベースになって全体のルック&フィールがモダンになり他のアプリとの親和性も高まっています。内部的にもかなりテコ入れしていて凄く良い感じです。今回書いたようにインターフェイスもデフォルトのパッと見は今までのものを踏襲していますが、カスタマイズすることでPhotoshopや他のグラフィックツールのような見た目と使い勝手に変えられます。
今後の進化と正式版に大いに期待してみることにします。
ではまた。
参考資料
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