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デジタルガジェットメモランダム

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3D/2Dグラフィック・デジタル造形・3Dプリンター・物書き。 Pop!_OS・Manjaro Linux・Android・iPad・Macをクリエイティブに使いこなすための備忘…
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#Zbrush

「ZBrush on Linux」計画、卒業とします。

久々の「ZBrush on Linux」ネタ。前回の記事(↓)。 「ZBrush on Linux」に時間とエネルギー使うのはもう卒業します。表題のとおりです。 クリエイティブ系制作環境のメインマシンをLinuxに移行してから4年近くなりました。その間、MacやWindowsで使っていたZbrushをLinuxで動かす試みにも取り組んできました。具体的な活動としては、 ・WINEプロジェクトにも動作報告をフィードバック ・PixologicにLinux版リリース嘆願メール

MaxonはZBrushをLinuxに対応させるのか?

ZBrushがMaxonに買収されてから唯一私が関心があるテーマ。それが今回の表題です。(タイトル画像は私がLinux上でZBrushを動かしてる様子です) 私はZBrushをLinuxで動かすことに、日本一・・・いや、世界一情熱をかけてきたと自負しています。他にここまでやっている人を見聞きしていないので。少なくとも、おそらく日本では私しかやっていなかったと思います。(ZBrushCentralで見ても世界でも数人?) 実際にLutrisを使ってZBrushをバージョン2

謹賀新年2022

当noteを読んで頂いている皆さん、コメントをくださっている皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。 ZBrushとBlender(on Linux)で作った今年の干支で新年のご挨拶とします。

Linux・使用アプリリスト(2021年12月)

前回(↓)の続き。 ブラウザ・メイン:Firefox  サブ:GoogleChrome、Microsoft Edge ・理由:Firefoxに惚れ直したから。Google依存過ぎ予防。 Mac・WindowsではChromeを長らく使っていたので、Linuxにメインを移行してもChromeを使っていました。しかし、Firefoxに惚れ直しました。 このあたりは以前にも詳しくかきましたので参考までに↓。 メール・メイン:Geary  サブ:なし ・理由:軽い・シンプル・UI

サブマシンMac mini 2018

最近あまり触っていなかったMac。だいぶ放置していたのでそろそろ色々とアップデートしようかと思い立ち、久々にMacも触ってます。 最後のインテルMac mini iMac 2015はLinux化してしまったので、私が所有するMacで現役稼働するMacは現在このMac mini 2018のみです。一緒に買ったLG Ultrafine 5kディスプレイが先日お亡くなりになったので、応急処置でASUSの27インチ2Kに繋いでます。 Macはスケーリングがデフォルトでオンになって

プログラミング・デジタル造形・Linux=創作の動機

とても共感する記事を見つけましたので、引用させて頂き、私もひとことふたこと書きたいと思います。 WordPressのソースコード読んだことありますか?以前にも書きましたが、私は昔、P_BLOGとLoggixというブログエンジン開発プロジェクト活動をしていました。↓ 開発を始めたのはMovable TypeやWordPressが出たのとほぼ同時期です。先行するMovable Typeのコードと仕組みを見て「こんなん、ダメだ」と思ったのがオリジナルブログエンジン開発を始めた初

WINEプロジェクトへZBrush稼働報告

Pop!_OS Linux上でのZBrush 2021.6.4とWINEバージョン6.8での稼働状況をWINEプロジェクトへ報告。査定が通り、掲載されました。↓ 現在は更に最新版の2021.6.6でWINEバージョン6.10で稼働させています。2021.6.4とWINE6,8以降は以前あったLightboxが表示されないなどの細かな不具合がなく稼働出来ています。

ZBrush on Linuxがついに完璧に

2021年4月21リリースのZBrush 2021.6.4でLightboxのバグ(ドットを含むファイル名のフォルダが表示されない)が修正されました。 これにより、Linux(Pop!_OS)上で互換レイヤーWINEを使って動かした際にLightboxの中身が正しく表示されない問題が解決。 ついにZBrushの全ての機能が正常にLinux上で動く ようになりました!(嬉) 過去の記事↓ 過去の記事でも書きましたが、私はWindows版のZBrushをPop!_OS上で

【Neovim】Vim再び。枯れた技術とオープン規格について考える

普段の記事書き、メモ書きはVSCodeを使ってプレーンテキストのマークダウン書式で書き溜めています。が、去年メイン環境をLinuxに本格移行してからは昔Ubuntuをメインにしていた頃に使っていたVim(NeoVim)も再び使うようになりました。今回は、枯れたアプリであるVimをベースに派生したNeovimを使いつつ、枯れた技術、オープン規格について考えた話をつらつらと。 Vim再び。WindowsやMacでは私はなぜかあまり使う気になれないVimなのですが、Linuxでは

Pop!_OS:Pauseキーでフルスクリーン

謎の「Pause/Break」キー私はキーボード大好きでして、RealforceとHHKBを愛用しています。日々使い込んでいるRealforceですが、ひとつだけほとんど使っていなかったキーがあります。キーボードの右側一番上に鎮座している謎のキー。それが 「Pause/Break」キー。 ”19世紀に導入された電信の回路を切断するためのキーに由来するものであるが、現在ではこのキーにははっきりとした目的がない。” ・・というキーなのだそうです。 一部のゲームなどでは使わ

Pop!_OSに移行する「11の理由」

母艦のUbuntuデスクトップと併用して、ここ暫くPop!_OSをラップトップで同じくらいの頻度で使っていました。結果、デスクトップのほうもPop!_OSに移行することにしました。ZBrushやBlender、3Dプリントなどのモデリング環境も含め全てPop!_OSへ全面移行です。 (※ちなみに私のメインOS変遷) ・Mac OS ・Mac OS X ・Ubuntu ・macOS ・Windows ・Ubuntu ・Pop!_OS(←いまココ) Pop!_OSはただのUbu

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Pop OSでZBrushを動かす

Pop OS 20.10でZbrush 2021.5.1を動かしている様子です。 UbuntuもそうですがLinuxのタブレットドライバはIntensityが若干強めに出る傾向があるので少し落とすといい感じです。デスクトップ版Ryzen 3700Xより流石にパフォーマンスは落ちますがノート用4800HSでもZBrush結構イケます。

Pop OSにZBrushをインストール

前回の記事(↓)の続きです。 Zephyrus G14に入れたPop OSにZBrushをインストールしました。 Ubuntu同様、Lutrisを使ってインストール。スムーズに行きました。 起動OK。 RAMも40GBに増設したのでスペック的には十分と思います。これでメインアプリであるBlenderとZBrushのモバイル環境が整いました。実際の使い心地などはこれから。 【追記】ZBrushを動かしている40秒ほどの動画をアップしました。↓

ASUS Zephyrus G14、Linuxマシン化計画

前回の記事(↓)の続きです。 サブLinux機=ASUS Zephyrus G14に決定前回の記事にも書きましたが、1年以上(もっとかな?)欲しい欲しいと物色していたサブPC、ようやく決定。 「ASUS Zephyrus G14」です。 去年発売された、評価の高いゲーミングラップトップPCです。 GeforceとRadeonのハイブリッド型です。実はこのハイブリッド仕様が原因でLinuxのインストール事例で上手く行かない不具合が多数報告されていた機種でもあります。発売から