今日のわし〜新たなる旅立ち〜
『宇宙戦艦ヤマト』は我がバイブル。がっつりアニメにハマったのは小6時代の『さらば宇宙戦艦ヤマト』からで、そこからの流れが現在に至る僕の道筋を作ったと言える。「ヤマトに出逢ってなかったら声の仕事には就いてなかった」と公言してはばからない菱田なのです。
そして今日、公開は始まってるのに観に行けてなかった最新作『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章-TAKE OFF-』(タイトル長っ!)を観てまいりました!
…いやいやいや、よかったよ! ヤマトもデスラーもガミラス艦隊も新乗組員たちも、それぞれにドラマがありそれぞれにカッコよくて、久しぶりに「こんなのが見たかったのよ!」というヤマトを観た気分でした!
正直『2202』では章が進むたびに「おー…!😰」とモヤモヤが増していったものでしたが、『2205』は「おーっ!🤣」と気分が高揚、さらに涙! これぞまさに「新たなる旅立ち」。『2199』『2202』からの流れが、こんなに見事に新展開へ繋がるとは…! 心配していたことが申し訳なくなるような快作でした。
面白かったのは、冒頭に加えられた「これまでのヤマト」で、『2202』の内容がうまいこと均されて、時間断層関連やらラスト以外は普通に『さらば〜』『ヤマト2』の流れになってたこと…。リメイクで加えられた要素をほとんど削ぎ落としても話が繋がるとは…ほんとに何だったんだろうガトランティスとテレサ💦。
絵や動きももちろんですが、音楽や歌の魅力もやはり健在。僕の新シリーズあるあるで、新たに作られた主題歌はあまりピンとこなかったりするんですけど、後奏に「あのメロディ」を持ってきた編曲は快挙です。あれが一挙に世界観を繋げた感じ。テーマの持つ力を改めて感じました。
今回、なぜ年代が旧『ヤマトⅢ』の当初の設定だった2205年なのかと思っていたのだけれど、ガルマンとボラーが対立する旧『ヤマトⅢ』の時間軸と世界背景をベースに置くことで、同じ「新乗組員の登場と成長」という要素を持つ旧『新たなる旅立ち』『Ⅲ』のエピソードが統一された流れになって、すごく入りやすい物語ができたと思います。旧作では90分あまりの作品だった「新たなる旅立ち」が、『Ⅲ』の世界観と合わさり丁寧な描写を重ねて8話構成になった結果、すごく若々しいストーリーとしてできあがったのは素晴らしい。このままの勢いで後章まで突っ走ってほしいです。
それにしても。中学生時代には「いつかヤマトに出たい!」と言って声の仕事を志し、高校時代に完結してしまって落胆したものだったヤマトがまさかリメイクされ、この歳になってもまだ新作に出逢えるような日が来ようとは…! このまま旧『完結編』、さらには未完の『復活篇』までも話が進むようなら、夢の実現の可能性はまだあるのではないか!? そこまでも含めて、ヤマトは僕の青春の船なのです。ヤマトよ永遠なれ!
今日はもう、完全に趣味に走りきった記事でした😅。
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