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音楽レクリエーション

今日の振り返り

回復期病棟では時々、食堂で患者さん数十人集めて、軽い体操やレクリエーションを行う。
日曜日は検査や内服・点滴の変更がほぼなく、ゆったりとした時間が流れるため、本日40分程度のレクリエーションが活動ができた。
患者さんからの反応としては、始めは緊張している様子もあるが、徐々に体を動かしていき、最後には歌謡曲の手拍子、鼻歌、足踏み、小声での合唱と楽しい雰囲気ができあがる。


人前に立って、さながらトーキングブルースとまではいかないが、今日はなんの日ということを話すことからレクリエーションを始める。これがまた「掴み」に合っている。
レクリエーションをやる上で注意していることは、
1、どうどうとゆっくり話す
2、子供扱いしない
3、30分前後の時間で、会話→嚥下体操→体操→歌と飽きさせない。
4、最後の挨拶で「リハビリ目的の入院であること」「患者自身が退院後の生活をイメージすること」にて締めくくる

少し飛躍した振り返りであるが、もともと「今日はなんの日」を一年中繰り返す習慣はInterFMラジオ局にて副業をさせていただいた時にそのコーナーがあり、面白い・毎日記念日なんだなと感動したことから始まった。そして1年ほど前から中田敦彦さんのYouTube大学を毎回見て感じたことが、本当に楽しいと感じたものを伝える時は周りも楽しいを共有できるのだと思った。
私は看護師である前に、1人の人として大人数相手に話すこと、歌うことが好きで何より毎日何かしらの記念日であることを伝えたいのだと思う。

レクリエーション後、参加した患者さんから「またやって」「楽しかった」「世間から置いてかれるんじゃないかと不安だったけど、頑張ろうと思えた」「退院後の生活イメージしてみる」と発言があった。
レクリエーション活動自体、実は私が1番楽しみにしているのかもしれない。

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