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オリンピックバスケ 日本の課題

オリンピックバスケ、日本代表は2戦目まで終わりました。

2試合とも見た感想です。

まず、穴となっているのが、ポイントガードとシューティングガード。

本来シューティングガードの田中選手を身長差を補うためにポイントガードに据えていますが、ゲームメイクが出来ていない。本来なら、もっとドライブやカットインができる選手なんですけど、そのプレイが死んでいる。

また、シューティングガードの馬場選手。セットオフェンスの時にドライブもしないし、パスの相手ばかり探している。カットインで相手を崩すこともしない中途半端なプレイばかり。3ポイントも上手くなったと聞いていましたが、見せ場ないし、打つことも少ない。ディフェンスと速攻時の迫力はありますが、それだけ。トータルとしては役立たず。

このため、田中選手を冨樫選手に、馬場選手を比江島選手に交代することを言いたいです。

冨樫選手は本職がポイントガードで、ゲームメイクが出来ますし、ドライブやカットインも積極的にしていました。またディフェンスも積極的です。おそらくこれはアメリカでプレイしていた経験が生きているのではないでしょうか。田中選手のような待つディフェンスでは、相手の動きを知らないことが多い国際大会では、やられます。

比江島選手は、セットオフェンスでも、独特のリズムでドライブやカットインを行い相手をかき乱せますし、3ポイントも好調です。ディフェンスも頑張っている姿勢を先日のスロベニア戦では感じました。

先日のスロベニア戦では、セットオフェンス時は大抵すぐに八村選手に渡して、後は宜しく状態。普段、代表チームでプレイしていない八村選手に渡してしまうと、コンビネーションプレイが生まれづらいので、いかに八村選手が良い選手であるといっても、このようなプレイを促してしまうポイントガードが駄目です。

日本の課題はポイントガードだと、本当に思いました。

先日からのインターハイを見ていても、上手いポイントガードが居ないんですよね。もっと育成から育てていかないと駄目ですね。

日本は小さいのに、ポイントガードが優秀じゃないっていうのは、もう国際大会では勝てる要素がゼロではないかと思うくらいです。

女子バスケ日本代表の町田選手を見習って欲しいです。

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