ウィズダムツリー 中国株ニューエコノミーファンド(CXSE)

2020.11.23更新

中国株への投資を考えたことはありませんか?

私は、米国と日本を中心とした投資生活の中、世界で2番目のGDPであり、かつ巨大な市場で活躍するBATH等、世界を代表する企業のある中国に投資してみたいなという気持ちがありました。

ただ、中国に投資する投資信託、ETFは数多くありますが、信託報酬が高かったり、基準価格・株価が長期的に伸びていなかったりと、納得できない商品が多いな〜って感じていました。

そんな中、遂に長期投資しようというETF を見つけました。

それが、「CXSE」です。

CXSEは、2012年に設定された中国株に投資する米国ETFです。

このETFのコンセプトは、中国の国有企業以外(政府の株式保有割合20%以下)の企業に投資するファンドであり、主要な組入銘柄は次のとおりです。

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(bloombergより出典)


株価の推移は次のとおりで、少しずつ右肩上がりです。

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(yahoo financeより出典)


【メリット】

1 信託報酬が比較的安い。

  VWO(世界の新興諸国の株式をカバーするETF、中国割合40%):0.10%

  FXI(iシェアーズ 中国大型株ETF):0.74%


2 BATに重点的に投資できる。

  BATの割合は、ファンドの3割程度。


3 国有企業の割合が低いため、国策の影響を受けにくく成長性のある企業に投資できる。

  このETFは、政府の株式保有割合20%未満の企業に投資するコンセプトです。


【デメリット】

1 売買高、純資産が少ない。

  売買高:1万9千ドル、純資産:2億6,300万ドルと、他の中国株ETFに比べてかなり少ないです。このため、流動性が低いです。例えばFXIは、売買高:489万ドル、純資産:31億ドルです。


2 配当利回りが低い。

  配当利回りは、0.54%と低いので、中国企業で高配当を狙うという方には向いていないです。


  




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