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在籍型出向が予期せぬ形で「-10→0」から「0→10」に大変身した話

以前のnoteで、柳井工業が「在籍型出向(以下、ES採用)」を採用したことについてお話ししました。

今回はその続編です。「結局、ES採用を導入してどうなったの?」という内容になります。

結論からお伝えすると、想定外の価値が生まれ、「そうきたか〜〜」と驚きと感動を体験しました。

柳井工業が「ES採用」を採用したわけ

まずは知らない方のために、「ES採用」について簡単にお伝えします。

ES採用は「派遣」に近い感覚で、他社の力を一時的に借りる制度です。

前提として、この制度を導入した理由は人手不足だったからでした。プラント業界はとにかく人手が足りていません。

また、柳井工業は採用を強化している時期だったので、ミスマッチを防ぐためにも「まずはお試しで、2ヶ月ほど柳井工業で働いてみませんか?」という意図もありました。

総じて言えるのは「人手不足解消」や「ミスマッチを防ぐ」といった、マイナス要素を解消するために、ES採用を導入したと言っても、過言ではありません。

ES採用の導入後、「-10→0」から「0→10」に大激変

興味深いことにES採用を導入してからは、あくまでも感覚値ですが「0→10」に変化したなと体感したのです。

ポジティブな文脈で、ES採用の効果が発揮されました。

1つ前のnoteで、ずっと前から進んでいる「太陽光発電事業の裏側」を共有しましたが、その話に直結しています。

ここで簡単に記事のおさらいをしますね。

太陽光発電事業において、柳井工業の強みは「施工」ができることです。

プラント業界で施工のプロとしてやってきたからこそ、横展開で太陽光発電事業でも活かせるようになったのです。

上記の記事でも書いていますが、柳井工業は「開発」ができません。

そこで、元野村證券の先輩である方と一緒にタッグを組んで、太陽光発電をより加速していきたいと思っています。

ここで1つ難点がありました。

専門的な話なのであえてシンプルにまとめますが、施工の中でも「電気施工の技術」が柳井工業にはありません。

ただ、事業を加速させるためには必要不可欠な技術……。

この問題を解消してくれたのが、ES採用の恩恵でした。

ES採用を活用すれば、「電気施工ができる人」を一時的に柳井工業に来てもらえます。

幸い、先輩の会社に電気施工ができるメンバーがいるので、力を借りたいと思います。

一緒に仕事をした暁には、柳井工業でも電気施工の実績が生まれます

国家資格である「第二種電気工事士」が取得できるので、その資格を活かした仕事も携われるようになるので楽しみです。

最終的に目指したいのは、やっぱり「Win-Win-Win」

ES採用の恩恵を受けれるのは、柳井工業だけではありません。

そして、柳井工業だけが甘い蜜を吸う、といったこともしたくはありません。

ES採用の最大の魅力はWin-Win-Win、であること。

太陽光発電では「自分たちが持っていない力を借りられる」といったメリットでしたが、派遣に近いので、お給料は柳井工業も負担しています。

そして、プラント業界でES採用が浸透していけば、先述した通り「人材不足」も解消できます。また、雇用の延命にもなります。

ES採用、とても魅力的だと思います。この制度に興味のある経営者に、少しでも伝わってくれたら嬉しいです。

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