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ジェンダーバグ修正が楽ちんな世界キボンヌ~波乗りフェミニズム~

この記事を見て、

「罪と人はわけなくちゃなぁ」となった私に、
「怒りを人にぶつけないだって。わたしは聖人君子かよ?」
と食って掛かる妖怪がいました。。。

自分も何かしらジェンダーバグっているはずなのに、
勉強すればするほど、バグッている人を見るとそれはダメじゃない?と思うわたしがいる。わたし自身のバグも許せないでネチネチ責めるわたしがいる。

でも、待って。家父長制の河の流れが色濃く残る中で流れに棹さす機会と勇気を持つことって、まだまだ超絶素敵でかっこいい、つまり難しいこと。

バグの発生を非難すること、人にかっこよく超絶素敵な難しいことを求めるのはもううんざり。輝くロールモデルにもっとがんばってって重荷を負わせるのも、その背中を追ってたくさん勇気を振り絞らないといけないのもうんざり。社会的地位のあるまともとされている人がジェンダーになるとバグってレイプカルチャーや家父長制を推しちゃって、それが正しいと思ってふんぞり返っているのもうんざり。川の流れを変えることだ。家父長制とレイプカルチャーを撲滅する努力は当たり前の一般的な行動である、と

個人が勇気を出さずとも、流れに乗っていれば自然とできる。自分の中に巣食う、性加害よしよしレイプカルチャーや、女を無性に軽んじてしまうミソジニーと縁がちょし、女性から自動的に機会を奪う家父長制を支える仕組みを取り除くことに賛同できる。波乗りフェミニズム。そんな世の中へ。

私はよく覚えている。何にもはばからずホモフォビアが横行していた2010年代前半のことを。そして、徐々に当事者運動が盛り上がり、ついにアメリカ最高裁が2015年に同性婚を全米で認めたあの歴史的な出来事ののち、身の周りでホモフォビアと手を切る人が劇的に増えたことを。

「LGBTQIA+」「SOGIEマイノリティ」「gender non conformity」様々なことばが、この人類共通の課題を理解し差別を撲滅するために、日々私を導いてくれる。もちろんこの課題も山積みだ。だが今、日本にいて、ホモフォビアと手を切ろうと努力が、ここ5年で急激に難しいことではなくなってきているという確かな実感がある。

これは”流れが変わったから”だと私は考えている。


どうやら日本はとんだガラパゴス。それは良し悪しだが悪しき面が出てしまった。わたしたちは家父長制と手を切ることが困難だ。

よく見てほしい。ツイフェミ、ツイフェミ、と、アニメアイコン(本当勇気あふれるキャラクターのアイコンを使ってミソジニーやってるやつへの怒りがあふれすぎる妖怪がトマト級の赤さになってて草)や日章旗アイコン(誠に国を愛するならジェンダー平等達成して民衆の命守ってみせろカスがと言いたくなるのをいつもこらえている妖怪がわかめくわえてて草)のミソジニストにネガキャンや性暴力を加えられている人々を。彼女・彼・あの人たちは、女を軽く扱うミソジニー思想と訣別する決意を固めた人たちだ。性加害をよしよしなでなでゲロ甘に甘やかすレイプカルチャーを撲滅するために戦っている人たちだ。女性を自動的に人生ハードモードガチャ属性におとしめている家父長制に支えられた社会制度を変えようとしている人たちだ。で、ネガキャンで叩かれて一般の人が関わり合いたくないと表明することすらある、あのフェミニストたちが目的を達成すると、どうなるか。

<ミソジニークラッシャー>
あなたがもし女性だとしたら、「女性であるが故にあなどられる攻撃」からあなたを守ってくれます

<レイプカルチャークラッシャー>
あなたやあなたの大切な人が性加害・嫌がらせにあったときには全力で守ってくれ、加害を糾弾してくれます

<家父長制クラッシャー>
もしあなたが女性なら、女性ゆえに生き方の選択を制限してくる社会制度から。

もしあなたが男性なら、身の回りや同じ志の女性を踏みつけている罪悪感や、下駄を履いて実力ではない要素で評価されている居心地の悪さから。

そしてこれは性別は関係なく、
無能な上司や権力者に暮らしを左右される状況から。

あなたを開放し、救い出してくれます。


家父長制クラッシャー無敵。。。そう思ったそこのあなた。そう、これを読んでいるそこの、、、緑のさらの、、、白い甲羅の、、、頭が一つの、、、そう、あなたです。

大事な大事な、アタックチャーンス。

家父長制クラッシャーの大事な役割の一つに、
「日本における選択的夫婦別姓の実現」
があります。

これは、「別姓を望む夫婦は別姓、同姓を望む夫婦は同姓を選べます」という至極当たり前に認められてしかるべき案件ですが最高裁の裁判官の頭がいかんせん高齢化の影響で昭和すぎて、年代はどうあれnoteを華麗に使いこなすあなたのような方の支援が必要です。

今ならなんとものすごく行動力のある家父長制クラッシャーが立ててくれたクラファンがあるので、何回かクリックすればあなたも家父長制クラッシャーをサポート、、、というか、立派な家父長制クラッシャーです。はい拍手👏

この機会にぜひ(^_-)-☆
※とはいえひとくち1000円という、牛丼2杯分くらいの課金が必要なので、お財布が寂しい人はこちらを↓↓

これは言わずもがな、
性加害よしよしレイプカルチャークラッシャー
です。

性暴力(父→娘のレイプ)に遭ったのに、裁判官も「同意はなかった」と断言しているのに、無罪になった判決(最近くつがえりました!👏)が一回出たんですね。同意がない→強制性があった、という判断は裁判官の良識にゆだねられていて、法的根拠がないという、、、。

もうね、毎日デモですわ。ちょうど一年前から、毎月11日にフラワーデモが開催されています。ものすごく勇気を振り絞って、集まっている人たちです。毎回残業で出られない社畜のわし、今回はオンラインが盛り上がっていて超絶燃えたんですがまあそれはこの暑苦しい妖怪の話でね。

たまに、同意で性行為して、後から懲らしめてやるために相手が糾弾してくるパターンを危惧してる人がぶるぶる震えながら出てくるんだけどね。よく見て、父が娘に圧倒的な権力、たまに暴力でもって継続的にレイプしていた、裁判官も「同意は無かった」と判決文に明記した性暴力が無罪判決出る状況が問題なわけです。同意があったかどうかは、現況でも、他者が判断しているのです。やみくもに冤罪は出ません。

密室に二人きりでいた後、自分で自分を殴ってそのあざを他人に見せてあなたにやられたんです!と糾弾されないか心配すんのか?という話だよ。それをやりかねないやつがあなたの身近にいても、殴られたら加害者を罰してくれる法律がなくなってほしいとは思わないでしょう。まったく甲羅が割れる、、、。

なんでこんなに長々説明するのか自分でも不思議なんですが、こないだ沼で女性嫌悪の民に「いや、性加害はあかんやん!一緒にたたかおうよ✨」ってこのキャンペーン紹介したらネチネチいんぎんに「女の胸三寸で決まる」みたいなことを言われて差し出した手をぬるっと引っ込めたという経緯がございます、、、ご勘弁を。

もちろん現状の法律は肛門性交や口淫、手淫を含め、男性、男児への性暴力についても刑罰の対象にしています。(でもこれ、数年前まで男性被害者のこと入れてなかったんです!とんでもないことですよ)

いや知りたい人はリンク先で知るから!って。そうですね。長々とすみませんね。妖怪はベートーヴェンが好きだよ。あの終わりそうで終わらない、ちょっと意外に続いて終わる感じが好きだよ。



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