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テールランプの横長化について

最近の車は、昨今のトレンドである、リアのテールライトの横長化が顕著です。
ポルシェに始まり(?)アウディ、トヨタ、今では日産やホンダも追随しています。

最近の新しい車は内外装が洗練されていて、大変コスパが良いと思いますが、どの車(大衆車)を見ても独自性が無いなと個人的には思ってしまうのが正直なところです。

ハリアー、ヴェゼル、NXやアリアの後ろ姿はどれも似ていますよね。
素人の見解ですが、86とフェアレディZでさえ開口部が同じように見えてきてしまいました。


横一文字のテールランプ。皆さんはこのデザインをどう思いますか?



しかしながら、テールライトを横一文字にすることには意味があり、各メーカーは採用しています。

①洗練かつワイドな印象
  テールランプを横一文字とすることで
  最近の流行であるワイドアンドローを
  印象付けることができる
②自由なデザイン
  LEDが採用されることで、
  自由に設計が可能になった

各社自動車メーカーは、流行のデザインか、伝統的なデザインを貫くか、さまざまな要素を踏まえて考えているのでしょう。
デザインは、そのブランドイメージをも左右させる重要な事柄ですので。

伝統と革新の両立

ブランドが確立されているスポーツクーペやセダンのような車種は、一貫したデザインを軸として最新の仕様を加えていく。
新時代を切り開くSUVのようなトレンドの車種は、全てにおいて革新的なデザインを。
と、何でもトレンドを取り入れるのではなく、それぞれのコンセプトを分けて固めることが、個人的には良いと思うのですが。。

車離れが進む現代において、採算の取れない車種は淘汰されてしまう運命なのは分かります。
しかし、そういった車が無くなってしまうのは、寂しいです(NSXやシーマとかとか)。

僭越ながら、全て統一するのではなく「みんな違ってみんないい」的な考えを、車においても次世代へ残していってほしいなぁとは思います。

カッコいい車、いつか乗りたいなぁ。。

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