マガジンのカバー画像

邦楽

673
再開した楽曲紹介をまとめます。
運営しているクリエイター

記事一覧

恋は遠い日の花火ではない ~「線香花火」さだまさし

恋は遠い日の花火ではない というのは某CMの名コピーです。 この一文からイメージするのは、…

hisataroh358
2日前
76

幸せな空間 〜 「陽だまり」 村下孝蔵

印象的なアニメには印象的な曲がある。 めぞん一刻は、斉藤由貴の悲しみよこんにちは、玉置浩…

hisataroh358
4日前
93

白が意味するもの 〜 「白い迷い(ラビリンス)」 中森明菜

白い迷いとは、霧の中の風景なのでしょう。もやもやした霧の中では、あたりは視認できない。 …

hisataroh358
5日前
91

ほおずきの色彩が印象的 〜 「ほおずき」 さだまさし

赤いほおずきの色彩が、色で溢れているはずの祭りの中でも際立っているようで。 それは、きっ…

hisataroh358
6日前
102

月の明かりがひとしずく、自分の心を照らしてくれる ~「月ひとしずく」小泉今日子

落ち込んでいるときでも、ただ一言、今夜も月がきれいですねとつぶやけば、何か心が楽になる。…

hisataroh358
6日前
85

音のある世界 〜 TM NETWORK 「Just One Victory」

この楽曲が収録されているのは、コンセプトアルバムに近い作品、キャロルというアルバム。 失…

hisataroh358
8日前
73

楽園への入り口、、とは、心の在り方のこと ~「楽園のDoor」南野陽子

楽園という言葉を聞いて、どんなものを想像しますか? リゾート地だったり、南国の島だったりするのかもしれません。 もしかすると、心の安寧の地を指すのかもしれません。 いずれにしてもその楽園への入り口、、とは、物理的なものというよりは、そこへ向かうための、心の在り方のことなのかもしれません。 世の中にはさまざなことがありますが、必ず凹凸になっているはずであり、どちらに目を向けるかは自分次第。 できるだけ、前向きに生きていきたいものです。

Time to Goが流れていたミレニアムの頃を思う。

ミレニアムが騒がれていたころ、印象的なCMが流れていました。 その前に、、あの頃は、スピル…

hisataroh358
11日前
66

ポールとジョン、ポップとロックのせめぎ合い? ~「Los Angeles」 the brilliant gre…

このグループのリーダーが、ポール・マッカートニー信者であると何かの記事で読んでから、この…

hisataroh358
13日前
75

ヒット曲の有無がアルバムを買う基準だった頃 〜 例えばZIGGY「KOOL KIZZ」など

中学生の頃は、とあるアルバムを買う場合、さすがに3000円もするので、ヒット曲が入っているか…

hisataroh358
2週間前
106

コンプレックス「Romantic1990」~ 90年代のイメージと重ね合わせてしまう作品。

1990年代は湾岸戦争が勃発したあたりから世相がどうやら暗くなった。 たしかあの時も、ジョン…

hisataroh358
2週間前
88

小沢健二「LIFE」考

小沢健二がアルバム「LIFE」の完全再現ライブを行ったらしい。 と書きだしたが、小沢健二をし…

hisataroh358
2週間前
107

星は地上の雨の水たまりを照らし、反射して、無数の光になっていく ~「雨のステラ」…

ステラとは人の名前。 星という意味合いもある。 雨と星。 一度に同じタイミングで見ること…

hisataroh358
2週間前
61

自身への問いかけのように見える作品 ~「Flowers For Algernon」氷室京介

彼のソロキャリアの中で、最も彼らしい作品と言えるだろう。 BOØWYの残像を思い起こす人が多かったであろう80年代後半、彼はこの道を示したのだ。 Angel、Roxy、Shadow Boxerらのハイウェイを疾走するようなPOP感、Love&Game、TASTE OF MONEYらのロックンロール、Strangerの重厚な近未来感、そしてキャリアの中でも代表的なバラードALISON どれもが印象的であるが、特にこの2曲をあげてみたい。 Dear Algernonは同名