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超カッコいい最新J-POPリリース二曲 〜 Xavier、原田知世

(3 min read)

Xavier / Call In Sick

原田知世 / 朝日のあたる道(Single Version)

いずれも2021年9月15日にリリースされた二曲、Xavierの「Call In Sick」と原田知世の「朝日のあたる道」がめっちゃいいので、ちょこっと軽くメモしておきましょう。アルバムとかはまだないみたい。

クール&ザ・ギャングみたいで最高にカッコいいXavierの「Call In Sick」は、80sファンクみたいなダンス・チューン。+ラップですね。ラップ担当はchelmicoっていう二人組ラップ・ユニット。

Xavierはこれがデビューの日本のコラボ・プロジェクト。ギターリスト&プロデューサーの石井マサユキ、サウンド・エンジニアのZAK、そして大野由美子の三人が中心人物のようです。曲は石井の書いたもので、ゲストでベースに鈴木正人、ドラムスに沼澤尚。

chelmicoのリリックは語呂だけでできていて、メッセージ性なんかはまぁ〜ったくないのが気持ちいい。グルーヴとサウンド、ノリ一発で聴かせる一曲で、そのコアを石井の弾く乾いたギター・カッティングが担っています。カッコいいなあ、もう。

Xavierの「Call In Sick」は、本日Pヴァインから7インチでもリリースされたもので、もう片面は羊文学の塩塚モエカをフィーチャーした「球体」。個人的には「Call In Sick」のグルーヴにやられちゃいました。

同日リリース、原田知世の「朝日のあたる道」のほうは、今月末発売予定のOriginal Love(田島貴男)30周年を記念するオフィシャル・カヴァー・アルバム『WWW』からの先行配信シングル。知世をずっと手がけている伊藤ゴローのプロデュースで、きらびやかに躍動する現代的なアンサンブルがさわやかで印象的ですね。

曲がいいっていうのがここまでみごとな仕上がりになっている最大の原因かもしれませんが、生演奏リズム・セクション&ホーン陣によるサウンドがやはりグルーヴィでなんといってもすばらしい。そして、知世のソフトだけど芯のある声がいい。ぼくのぞっこんな、やはりゴロー+知世による「September」(『恋愛小説2』、竹内まりや)に似たノリで、快感。

(2021.9.15)

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