お金も手間もかけずに健康が叶う、魔法の飲み物とは?
みなさん、毎日お仕事や家事、育児などお疲れさまです!忙しく毎日を過ごしているとあっという間に時間が経ちますよね。ご自身の健康と向き合う時間は取れていますか?
「病気ではないけど、このまま健康に気を使わず年を重ねるのはまずい気がする...」
「自分の健康管理さえままならないのに、家族にまで意識が回らない...」
ジムや健康食品など、健康をサポートするサービスもあります。でも、子供は成長期まっさかりで、食費もかさむ。将来の学費のための貯蓄もしなければいけないし、正直家計は苦しい。健康維持のために、お金をかける余裕はないのが現状というご家庭も多いかも知れません。
実は、どの家庭にもある身近なもので「健康」に近づきます。それは麦茶です!
麦茶の効能を正しく知って、効果的な飲み方をすることで、お金や時間をかけなくても健康生活をスタートできますよ。
【1】1ヶ月ワンコインから健康管理がスタートできる
家族や将来のために、財布の紐はなるべく固くしたい皆様に「麦茶」がお勧めの理由は2つあります。
一人につき、一日2リットル麦茶を飲むと想定すると、茶葉から作った場合は一ヶ月約500円前後。気軽にお得に飲み続けられますよね。では、麦茶を飲み続けることでどんな効果が得られるのか見ていきましょう。
【2】麦茶の健康効果
麦茶には以下の効果があります。
緑茶やコーヒーにはカフェインが多く含まれており、利尿作用が高くなります。せっかく水分補給の目的で飲んだとしても、尿として体外に排出されてしまうのです。また、スポーツドリンクも糖分を多く含むため、飲み過ぎると急性糖尿病などのリスクも。「ペットボトル症候群」としてニュースで見かけたことがある方もいるかもしれません。
カフェインや糖分が含まれておらず、ミネラルが豊富な麦茶はいろんなシーンで活躍します!特に麦茶が効果を発揮する場面をご紹介していきますね。
入浴の前後には麦茶を飲もう
入浴は一日の汚れだけではなく、ストレスや疲労も一緒に洗い流してくれます。39度〜40度のぬるま湯で10〜15分ほど浸かると、脳の興奮が落ち着きリラックスでき、良質な睡眠に繋がります。
さらに健康に効果的な入浴をする方法は、入浴前後に麦茶を飲むことです。お風呂に浸かると、約500mlの身体の水分と、それに含まれるミネラルが失われてしまいます。ミネラルが不足すると、疲労感や思考力の低下につながり、寝ても疲れがとれにくくなることも。さらに不足した状態が続くと、貧血やめまい、脱力感、高血圧、動脈硬化、不整脈といったリスクも高まります。
そのため、入浴の前後には麦茶を飲んで、水分とミネラルを同時に補給をすることが大切ですね。
スポーツのお供にも麦茶を常備
身体を動かすことは、心身の健康のために欠かせません。運動して汗をかくと、入浴時と同じく水分とミネラルが失われます。意識的に麦茶を飲むことで、水分とミネラルが補給でき、熱中症対策や夏バテ予防にも繋がります。
冬のからだにも麦茶は必須
体感温度が低くなり、喉の渇きに気づきにくい冬はついつい水分補給を忘れがちです。しかし、厚着や暖房により知らず知らず汗をかき、水分が不足していることも。。夏と比べて汗をかく量は少ないですが、冬の汗は夏の汗と比べてミネラル濃度が2倍と言われています。冬場も意識的に麦茶を飲んで、水分とミネラル補給をこまめに行いましょう。
虫歯予防にも効果的
虫歯の原因菌はミュースタン菌です。麦茶は、ミュースタン菌の生成を防ぎ、歯に付着して固まるのをおさえてくれます。食事中や食後に麦茶を飲む習慣をつけ、虫歯になりにくい口内環境を作りましょう。ただし、麦茶を飲めば必ず虫歯にならないわけではありません。甘い物をダラダラ食べるのを控えたり、正しい方法で歯を磨いたり適切なケアも行いましょう。
【3】美味しい麦茶作りのポイント
煮出し麦茶と水出し麦茶の違い
麦茶がいろんなシーンで活躍するのはわかりましたね。ただ、せっかくなら健康に良いだけでなく、美味しく飲みたい!という方も多いはず。ここでは、美味しい麦茶の作り方をご紹介します。
まず、麦茶の作り方には「煮出し」と「水出し」があります。
①煮出し麦茶の作り方
②水出し麦茶の作り方
麦茶ができたら、ティーバッグは必ず取り除くのがおすすめです。
そのままにしておくと、エグみや苦みのもとになります。
また、ティーバッグの種類により、漬ける時間が違うので確認をしましょう。
使うのは同じ茶葉ですが、煮出しにするか水出しにするかで、以下のような変化が見られます。
上記の表を見ると、栄養面は両方とも差はありません。しかし、麦茶の香り成分「アルキルピラジン」が熱を加えることで活性化する性質を持つため、より香ばしい香りを楽しみたいのであれば煮出し麦茶がおすすめです。
ただ、水道水に含まれる塩素が菌の発生を抑制してくれることから、水出し麦茶の方が長く日持ちすると言われています。一方、煮出し麦茶は、冷ます工程で菌が発生しやすいのです。
筆者のお勧めは、「煮出した麦茶を氷水などで急速冷蔵する」です。そうすれば麦茶の香りや深い味も楽しめ、急速冷蔵することで雑菌も抑えられます。この方法なら赤ちゃんに与えるときも安心です。
麦茶の適切な保存方法
作った麦茶をおいしく、健康的に飲み続けるためには、保存方法も重要です!
①パックを麦茶に漬けたままにしない。
麦茶の成分であるデンプン質が腐敗しやすいので、粗熱がとれたら早めに取り出す。
②麦茶やお茶パックを入れる容器は清潔に保つ。
容器に傷があるとその箇所に菌や汚れが付着しやすくなる。傷がつきにくいガラス製容器を選び、よく洗浄し熱湯消毒して清潔に保つ。
また、お茶パックや茶葉は密封度の高い容器に保存しましょう。湿気や匂い移り、ダニから守ってくれます。
【4】まとめ
どの家庭の冷蔵庫にもある、私達の生活に身近な麦茶。特別お金や労力をかけなくても、麦茶の効能を知り意識して取りいれるだけで、身体の不調や病気を予防できるのは嬉しいですね。
「健康を維持する=お金や手間をかけるべき」ではないとわかると、他にも身近なものを意識してとりいれたい!と情報のアンテナが立ち、健康面で良い循環も生まれやすくなります。気負わず、無理なく未来のご自身や家族の健康を守っていきましょう。
~記事を執筆した際の留意点~
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