Metal_メーソン

政府紙幣を刷ると暗殺される?

※ベンジャミン・フルフォード氏のインタビューから再構成。何かの雑誌に載せたはずですが、忘れました。発言内容はベンジャミン氏ですね、なので。

 リンカーン大統領もケネディ大統領も暗殺されましたが、その理由は同じです。2人とも政府紙幣を作ろうとしていた。国会で貨幣流通量の決定が行われ、国民監視の下で紙幣の発行が行われるようになれば、エンターキーを押す人々の権力は奪われます。
 彼らは各国の王族が中心となっていますが、自分たちの特権が奪われることになります。ケネディは政府紙幣を印刷までしました。インドネシアのスカルノ大統領の持っていた金塊を担保として、ケネディドルを印刷し、インドネシアの開発事業を平和的に進めようとしていたんです。しかし彼は暗殺された。ケネディに渡された金塊の権利は、キッシンジャーなどのインサイダーに奪われてしまった。
 米国連邦準備銀行や各国の中央銀行で紙幣の価値を最終的に担保しているのは、王朝の持っていた金塊です。そしてその金塊を王朝の末裔が返せと言い始めている。もし金塊を返すことになると欧米の権力構造が崩れてしまう。すでにそれは貿易ギャップという形で表れていて、欧米の金融危機が引き起こされています。
 アメリカの実質失業率は35%といわれています。ビル・クリントン大統領の時まで使われていた失業統計では17%なんですね。1年以上、仕事に就いていない人を失業者として定義すると17%になります。しかし大手企業が倒産して、激しい賃金ギャップに就いた人、為替ディーラーで何十万ドルも稼いでいた人が道路の清掃をやって週給400ドルをもらうようになった場合も失業としてカウントすると、35%という数字になります。1920年代の大不況でも失業率20%ですから、すでにアメリカ経済は破綻しています。2008年からアメリカでは道路が作られていない。公共事業ができないんです。
 欧米の通貨は信用がなくなってしまった。お金を刷って、海外から物を買うことができなくなってしまったんです。
 今、アメリカにはアメリカ国内だけで使えるドルと国際決済で使えるドルの2種類のドルがあります。国内でしか使えないドルで国内の消費を支え、ダウ平均※を上げています。アメリカではインフレが起きていますが、海外ではデフレが続いています。ドルが大量に海外市場に流通しているなら世界中がインフレになるはずです。それがインフレどころかデフレになっているのは、彼らが国内用のドルだけを増やし、海外での決済に使っていないからです。
 日本もドルを刷っています。円ドルスポット協定があり、日本でドルを印刷することで、円でドルの信用を担保しているのです。
 
 日本銀行の広報室に電話をすると、日本銀行の株式の55%を日本政府が所有していると教えてくれます。残り45%は民間人が持っている。この45%を誰が持っているか? なんですが、皇室やサスーン財団などの名前が出てきます。彼らが日本銀行の実権を持っている。
 小泉進次郎が派閥※を立ち上げたと言われましたが、ジェームス・サスーンが82名の政治家に賄賂を払ったんです。小泉進次郎の派閥を立ち上げるためです。この話、英国上院議員の議員室に電話して、本人にぶつけたんです。ノーコメントと言われましたが(笑)。隠された植民地支配はすべて中央銀行につながっている。ボランティアで動く人なんて、たかがしれています。お金もらえるから人は動く。彼らはお金を作り出し、そのお金で権力を掌握してきたんです。そしてその仕組みは一般の人にはわからないように隠してきた。彼らのネットワークの狙いが何なのか? がわからないと、朝鮮問題も金融危機も見えて来ない。
 アメリカの場合、米国連邦準備銀行の株はアメリカ政府が持っているわけではありません。日本銀行の場合は55%を日本政府が持っているので、実態はともかく半官半民の組織と言えるでしょう。米国連邦準備銀行はあくまで民間の銀行であり、民間企業としてアメリカの電話帳に出ています。政府のページには入っていない。
 民間企業がドルを刷っているんです。ここがすべてのポイントです。
 紙幣は債券であり、銀行が政府から国債を担保としてとり、代わりに銀行が発行する紙幣を渡すという形が一般的です。国債を担保しているのは金塊です。単純化して考えると、金を持ち運ぶのは重くかさばって大変だから銀行に預け、銀行は預かり証を発行します。預かり証を銀行に持ち込めば、金に変えることができるので、貨幣として通用します。これが元々の紙幣です。
 ロスチャイルドは元々バウアーという名前でした。ロスチャイルド家の始まりは、ドイツの一豪族サックス=ゴーダ家が戦争をする際の戦費調達を請け負ったことでした。ロスチャイルドは金を貸すにあたって、戦争に負けたら返す必要はないが、勝ったら銀行を任せて欲しいとの条件を出します。ゴーダ家が戦争に勝ったことで、ゴーダ家とともにロスチャイルドは王族のネットワークに入り込みます。第一次世界大戦は、ロスチャイルドの息のかかっていないハプスブルク家とオスマン=トルコ帝国を倒す戦いという側面も持っています。
 ロスチャイルドと同様に世界経済に深くコミットしているロックフェラーは、ロシア革命を機に登場した新興金融資本であり、ロスチャイルド家との間に確執がありました(
現在は手を組んでいるという話があります)。
 お金を作るのは王族の特権でした。それは古い伝統であり、その延長線上に中央銀行はあります。一般市民が民主的に選んだ政府にはお金を作らせない、それが世界の権力者の暗黙の了解なのです。

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