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記事一覧

【006】影

染みついた記憶が影をなす。空に。 たまにはやればできる、なんて信じているからまだ未来はあ…

【005】カウントしたのは二十七段

待ち合わせは、この石段の先で(というか上で)、まだ百段は残っている見込みふぁ。 ふぁ? …

【004】雨変身

雨と、雨。 本音が漏れて、僕の両手には何も残らない。 、、、何も、何も。 叫んだとて、世…

【003】凶器は思い出

よるのかたすみ 水槽に浮かんだ、死にかけの顔が笑う 味のしない日々 濃厚なソースすら、僕…

【無題詩002】

ーーーーー サヨナラと言うまで、手を繋いでいよう。 ふたりで、言葉も交わさず決めたルール…

【無題詩001】

ーーーーー 小さな声で、囁く。 内緒話をするみたいに。 誰もいないのに、君はいつだってそ…