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JAEJOONG ペンライト騒動に見る日韓活動の難しさ

先日開催されたジェジュンの「20TH ANNIVERSARY CONCERT "FLOWER GARDEN" in JAPAN」の神戸公演が8月24、25日に行われます。
この公演では、急遽、全国の映画館に於いてライブビューイングの実施が発表されるなど、iNKODE JAPANによる積極的な日本市場への取り組みを感じられますが、このライブ中継に関して出されたペンライトについての注意事項が物議を呼んだとのこと。
ジェジュンは、日本と韓国、アジアを拠点とした活動を今後も主要な活動としていくことを発表していますが、JAEFANSとBABIESという2つの公式ファンクラブを持っています。
今回の物議は、2つのファンクラブが起因した案件であり、日韓の活動を行っていくことの難しさの一端を露呈したように感じます。
そのことについて、私見を交えて記事にしました。


赤なのか緑なのか

今回、JAEFANSのお知らせに出された「神戸公演のペンライトについて」の内容は、「20TH ANNIVERSARY CONCERT "FLOWER GARDEN"」の公式グッズである緑色のペンライトのみ使用が可能というものでした。
この発表について、そのまま何の抵抗もなく受け入れた人はどれぐらいいたでしょう。なぜなら、横浜公演に於いては、現在のJAEFANSの公式ペンライトだけでなく、過去に販売されたペンライトに関してまでもOKの告知がされていたからです。
現在のJAEFANSの公式ペンライトである赤マイク型ペンライトは、コンピューター制御がされたもので、このペンライトが販売されて以降、日本のライブでは、それ以外の過去のペンライトの使用は、ステージ効果の関係上、実質、禁止されており、それ以外のペンライトを持ち込んでいる観客に会場スタッフが使用をしないように注意して回る姿を何度も拝見するほど、厳重に管理がされていました。
それが今回は、アジアツアーの日本公演ということもあり、実際、会場では、過去のペンライトを振る観客を何人も見かけました。

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